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教育版マインクラフトの可能性

みなさんは教育版マインクラフト(Minecraft Education Edition)をご存知だろうか?

https://education.minecraft.net/ja-jp

私は遅ればせながら今年度から授業で導入してみたのですが、これがめちゃくちゃ良かったので紹介させてください。

私自身もマインクラフトって
ブロック削って、ブロック集めて、武器作ったり家作ったりするゲームだよな〜っという程度しか知らなかったのですが、

MIEEになると特典としてMinecraft Education Edition(以下:教育版マインクラフト)使えるので試しに使ってみたのです。↓

Mac版です。

起動してログインすると

creeper ate my homework(クリーパーに宿題食われたー!)って書いてあるのが可愛らしい。(毎回変わるようです。)
確かに、宿題をマイクラで出した場合、「先生!宿題やったのにクリーパーに破壊されましたー!」って出てきそう。

みなさんならどう対応しますか?(笑)

さて、Education Editionですが、理想の教室をみんなでワイワイ作って創造性を高めるだけでも十分楽しいですし、みんな信じられないくらい集中して教室作りに励んでいました。(いつもその集中力を見せて欲しい・・・)

作った作品はSharePoint のVRスペースに展示したり、Adobe Aeroを使って展示しても面白そうです。

VR展示

マインクラフトでプログラミングの授業も!?

教育版マインクラフトではコードビルダーを使って簡単にブロックを使ったプログラムを組むことが可能です。


例えば、新しいプロジェクトを開き、

プロジェクト名を「NOTEって書く」とします。(これは何でもOK)

続いてブロックを選びます。

今回は文字を書く
というブロックを選びます。

選んだら「文字を書く」の文字を「HELLO」から「NOTE」に変更

ブロックも草ブロックを金のブロックに変更

そして右下の再生ボタンを押すと・・・

このように一瞬で「NOTE」という文字のブロックが配置完了します!

これって凄くないですか?

さらにさらに

こちらのブロックはJavaScriptやPythonにも簡単に変換可能なのでブロックを積み上げるのでは物足りない!っという生徒は本格的に記述することも確認することも可能です。

Pythonシンプルー!

主題キットを使うと楽しさ倍増!?

教育版マインクラフトには主題キットたるものも用意されており、それぞれの科目等に適したワールドが作成されているのでそれらを使うのも良いと思います。

元素記号のブロックとかはまさに教育版ならではではないでしょうか。

これなら楽しく元素記号覚えられるかも!?

まとめ

教育版マインクラフトを授業で活用すると

  1. 創造性を養うことができる

  2. 作った建造物はVR空間やARで展示することが可能

  3. プログラミング教育としても活用可能

  4. 多くの主題キットを活用可能(英語なので英語の勉強にもGood)

生徒の集中力も半端ないですし、協働作業でコミュニケーション取りながら協働している姿をみると、導入して良かったなぁっと強く実感します。

残念ながら私が現在使用しているMicrosoft365 A1だと、10回までしか使うことができませんが、A3やA5であれば無料で使えますし、有料版も学校で契約すれば年額544円ですのでかなりお安く使えると思います。

是非使ってみてはいかがでしょうか。


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