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高校教員になるあなたへ

4月から初めて高校教員になる方へ

初めてで分からないことも多く、多くの意味不明な仕事に唖然とするかと思いますが、慣れれば全く問題ありませんので頑張ってください。

高校教員は本当に良い仕事だと思います。

今回は新規採用になる方、採用されて間もない方に向けて書きたいと思います。

1.楽しんで仕事をしましょう。

何よりも第一に「楽しむ」ことが大切だと思います。

教員の仕事は想像していたよりも多く、最初の頃は残業を強いられると思いますが、その時に、「仕事=しんどい」と捉えてしまうと余計しんどいです。

せっかく教員になれたのですから、楽しんで何事にも取り組むべきだと思います。

疲れた顔して授業すると生徒はすぐに見透かしてきます。

生徒にとっても楽しそうに授業をする先生の方が良いはずですし、楽しんで授業に取り組むことで自分自身も楽になります。

部活動も持つことになると思います。私自身も常にやったこともない部活動の顧問をしてきました。

しかし、やったことのない競技でも一生懸命勉強したり、挑戦することで案外できるようになってきますし、楽しくなってくるものです。

これも同じように嫌嫌やってしまうと自分にとっても部員にとってもメリットはないと思います。

2.完璧を目指さない

最初は授業準備にも多くの時間を必要とするはずです。もちろん生徒のためには最高の授業を作りたいと思い、一生懸命スライド作ったり、資料を作ったりするかも知れませんが、

「改良」には際限がありません。

いつまで経っても改良できてしまうのである程度で良しとする心構えが大切です。(手を抜くという意味ではありません。)

報告書等も完璧を目指すと時間がかかり過ぎてしまうので7割くらいの気持ちでサクサク書き進めましょう。

完璧を目指して書いても、7割程度で書いても結局直しがやってきます。

また、直してもらいながら公文書の書き方・ルールを学び、表現方法などを少しずつ習得することをオススメします。

3.できれば朝早く学校に行って仕事をするのが良い

色々な本で朝活が良いと書かれています。

それは、人間はエンジンが温まるまでに時間がかかり、朝から活動しておくと、仕事をし始める時にはエンジンが温まっており、スムーズに仕事が始めることができます。

私も朝活を始めてみました。

また、朝は出勤、登校している人も少なく、誰にも邪魔されることなく仕事ができます。

そう、学校現場に現れる時間泥棒が出現しないのです。

教員の中には話すのが本当に好きで、一度話すと止まらない人や、生徒の相談事の付き合ったりと様々な要因で時間が奪われていきます。

時間割としては空き時間となっていても電話の対応などで結局予定していたことができなかった!っということもあると思います。

しかし、朝ならほとんど誰もいません。(時間帯によりますが)

私は7:00には出勤し、その日の授業の確認や書類整理・処理などに充てています。

朝、1時間早く来ることは残業で1時間残るよりも効果的に仕事ができるはずです。

エクセルは最低限使えるようにしておく

エクセルを使っての業務がかなりあるので最低でも「VLOOKUP」や「SUMIF」「COUNTIF」などの関数が使いこなせるようになっておくと良いと思います。

前任者が使っていたファイルにはこのような関数が組まれていることが多く、数式が分からないと改編できなくて困ることがあります。

具体的には情報処理検定2級くらいの実力があれば困らないと思います。

マクロを使えるようになるとさらに業務が効率化できるので得意な方は是非習得すると良いでしょう。

まとめ

一番大切なのは向上心を持ち続け、仕事を楽しむことです。

教員はブラックだの、なんだの言われますが、自分自身が楽しんで取り組んでいけば本当に良い職業だと思います。

4月から良いスタートが切れるよう、今の気持ちが継続できるよう頑張ってください。

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