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どの時代も先駆者はかっこよい

こんばんわ、大学の課題が思ったよりもあって萎えているなべしょです。

今回話していく先駆者は台湾系アメリカ人として初めてNBAにチャレンジした現在も中国リーグで現役のジェリミーリンという男です。

まずなぜジェリミーリンを急に書こうとしたのかというと、今日何気なくYouTubeを見ていたらジェリミーリンの生き様みたいなのが流れていてあるやりとりがカッコ良かったという単純な理由です笑

ジェリミーリンとは?

まず先程少し説明しましたが多くの皆さんがジェリミーリンて誰となると思うのでここで少し詳しく書こうと思います。

リンはハーバード大学出身です。その後ドラフト外でゴールデンステイト・ウォリアーズと契約を結び、2010-11シーズンにNBAデビューしました。その後11年12月に解雇されてしまうも、同月下旬に契約したニューヨーク・ニックスで大きなチャンスをつかみました。

これはアメリカでも社会現象となった「リンサニティ」というものです。アジア系というだけで差別をうけスキルはあるのに中々表舞台に立たなかったリンが黒人だらけのNBAでスター級の活躍をするという、私達アジア人に相当な勇気を与えるものとなりました。

その後何チームか渡り歩き度重なる怪我をしてNBAをFAになってしまいました。

いまでは中国リーグでプレイしてます。

とこれだけでもリンの素晴らしいところを語れるのですが今日はその中の一つのエピソードだけを取り上げました。

ドレッドヘア事件

リンがドレッドヘアでプレイしてた時の話だ。

元オールスター選手で、ネッツでもプレーしたことのあるケニオン・マーティンがSNSにリンの写真とともに批判のコメントを掲載した。

「ネッツがこの愚行を許していることに失望している。自分のラストネームが『リン』だと、彼にわざわざ教えてやらなけれないけないのだろうか。あんなふざけた髪型、俺のチームでは絶対にダメだった。『お前は黒人になりたいのか』とあいつに伝えてやってくれ。気持ちは分かるが、お前の名前はリンだ」

アジア系のリンが黒人文化であるドレッドヘアをしているのが気に入らないといものです、これは明らかなアジア人蔑視で、許されるものではなかったのです。しかしリンの反論は次のようなものだった。

「大丈夫、君が僕の髪型を好きになる必要はないし、自分の意見を正直に伝えてくれたことに感謝している。僕はドレッドヘアをしていて、君は漢字のタトゥーを入れていて、僕はそれをリスペクトの証だと思っている。我々マイノリティはお互いの文化を理解して、メインストリームにより影響を与えていくべきだ」

リンは実は15歳ぐらいケニオンのファンであったのだ🤭

その彼にこんな批判を受けてとても悔しい気持ちになったか想像がつかない、しかしこれだけの素晴らしい言葉で批判できるのはとても憧れをいだきました。

これはやはり台湾系アメリカ人というNBAでは大きなハンデをしょった状態で功績を残してきたリンだからこそできるものだったのでしょう。

やはりどの時代も最初の人はかっこいい!

今日もなべしょのnoteを読んでくださりありがとうございます。

ではでは



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