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観る将が将棋を指してみた(15) ~2022年9月編~

前回までに、観る将の私が将棋のオンライン対局をして、それなりに将棋を楽しめるようになってきた話を書いてきました。2022年の目標を将棋倶楽部24で10級としましたので、自分の経験を書くことで上級者の方々からアドバイスをいただいたり、私と似たようなレベルの方々と情報交換しながら上達していけると良いなと思っています。

なお、バックナンバーを下記マガジンにまとめていますので、ご興味がありましたらご覧ください。

伸び悩み

このシリーズを以前から読んでくださっている方にはわかると思いますが、ここ数か月はっきりと伸び悩みを感じます。6-7月には時々10級まで上がっていたのですが、8月以降11-12級で低迷しています。将棋を指し始めて1年近く経ちますが、ちょっとした壁なのかもしれません。

この壁を乗り越えるには、何が効果的なのでしょうか?

最近の敗因を分析すると、序盤から形勢を損ねてしまうことは減ったのですが、有利~優勢の局面からの攻めるべきか守るべきかの判断ミスや、寄せの急所を外して決めきれないケースが多いです。対局後の一人感想戦では「一手守っておくべきだったか」とか「ここを攻めれば良かったのか」と反省はするものの、なかなかそれ以降の対局に活かせません。センスがないとか地力がないと諦めるにはまだ早いので、経験を積むことで少しずつでも前進していきたいと思っています。

実戦詰将棋

上級者の方には物足りないかもしれませんが、実戦で現れた詰みがある局面(持ち駒は余ります)を紹介します。

便宜上、上下反転しています

①上図では先手玉に即詰み(水匠によれば13手詰め)が生じています。1分将棋で詰ませることはできますか?
実はこの手順は、8月編に載せた実戦詰将棋と非常によく似ており、自信を持って踏み込むことができました。振り飛車相手にはよく出てくる筋なのかもしれません。こういうパターンを少しずつでも覚えていけると楽しいですね。

2022年9月の戦績

将棋倶楽部24
28勝25敗(勝率.528)
 先手:11勝9敗、後手:17勝16敗
 相居飛車:13勝14敗、対振り飛車:15勝11敗

9月は観る将活動が忙しく(?)、8月に比べ対局数が大きく減りました。勝率はそこそこでしたが、11級と12級の間を行ったり来たりという状況で、10級が遠く感じられます。相居飛車の勝率が低いのは、相掛かりとか角換わりではなく、力戦調の居飛車や右四間飛車のようにプロの対局であまり見かけない作戦についていけていない気がします。

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