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ABEMAトーナメント2023 予選Aリーグ展望

4月15日から、ABEMAトーナメントの予選Aリーグが放映されます。予選は15チームが5つのリーグに分かれて3チームずつの総当たり戦を行い、上位2チームが本戦に進出します。Aリーグの各チームメンバーのこれまでの成績を確認し、どのチームが予選を突破しそうか検討してみたいと思います。

チーム永瀬

永瀬拓矢王座
通算:21勝12敗(勝率0.636)
増田康宏七段
通算:25勝9敗(勝率0.735)
本田奎五段
通算:5勝10敗(勝率0.333)
チーム合計:51勝31敗(勝率0.622)

チーム豊島

豊島将之九段
通算:9勝12敗(勝率0.429)
木村一基九段
通算:21勝13敗(勝率0.618)
池永天志五段
通算:8勝9敗(勝率0.471)
チーム合計:38勝34敗(勝率0.528)

チーム稲葉

稲葉陽八段
通算:14勝9敗(勝率0.609)
服部慎一郎五段
通算:15勝9敗(勝率0.625)
出口若武六段
通算:4勝4敗(勝率0.500)
チーム合計:33勝22敗(勝率0.600)

予選突破チームの予想

ドラフト直後に私が優勝候補に挙げたチーム永瀬とチーム稲葉、対抗に挙げたチーム豊島が入る超激戦区となりました。
チーム永瀬は、チーム合計の対局数・勝数が全15チームの中でもダントツとなっており、予選突破はもちろん、優勝候補の筆頭だと思います。永瀬王座と増田六段は安定した実績がありますし、過去の大会では思わしい活躍のなかった本田五段も着実に力を伸ばしており、大化けするかもしれません。
チーム稲葉は、前回優勝チームと同じメンバーを引き当てたリーダーの強運も含め、やはり優勝候補からは外せません。若い服部五段、出口六段の勢いが止められた時、稲葉八段が立て直せるかがカギを握りそうです。
チーム豊島は、2回連続で準優勝チームを牽引した木村九段と、前々回の準優勝チームの一員だった池永五段をメンバーに迎え、隙のないチーム構成になりました。前回初めて個人成績で勝ち越した豊島九段が覚醒すれば、予選突破の可能性が高まります。

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