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第73期王将戦挑戦者決定リーグ3-4回戦

第73期ALSOK杯王将戦の挑戦者決定リーグ戦(通称:王将リーグ)が始まり、3-4局を終えていますので、状況を確認しておきたいと思います。

永瀬拓矢九段が3勝0敗で単独トップに立ち、近藤誠也七段と菅井竜也八段が2勝1敗で追っています。王座を失冠した永瀬九段が、早くも藤井王将へのリベンジチャンスを掴み取れるか注目されます。近藤七段は永瀬九段との直接対決を残しており、まだ自力でタイトル初挑戦を獲得する可能性があります。菅井八段としては、1敗をキープしていきたいところです。

羽生善治九段と豊島将之九段は2勝2敗となり、挑戦権獲得に向けては残り2局を連勝する必要がありそうです。

1勝3敗の佐々木勇気八段、0勝3敗の渡辺明九段は、残留争いに回ることになりました。挑戦権争いを面白いものにするためにも、今後の巻き返しに期待したいと思います。

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