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観る将が将棋を指してみた(20) ~2023年3月編~

観る将の私が将棋のオンライン対局を始めて1年以上が経ち、それなりに楽しめるようになってきたのですが、なかなか上達しない自分に歯痒い思いも感じています。
2023年の年初を将棋倶楽部24の10級で迎え、本年の目標を8級としました。上級者の方々からアドバイスをいただいたり、自分の経験を書くことで私と似たようなレベルの方々と情報交換していけると嬉しいなと思っています。

なお、バックナンバーを下記マガジンにまとめていますので、ご興味がありましたらご覧ください。

中終盤力の勉強方法

以前、寄せの手筋の本を使った勉強方法について書きましたが、今回は同じ金子タカシさんの「美濃崩し200」という本について書いてみたいと思います。寄せの手筋の本と同様、片美濃、本美濃、高美濃、銀冠といったパターン別に、囲いを崩す急所や形によっては詰ます手順が載せられています。美濃囲いに対して、横から攻めるかコビンを攻めるかしか知らなかった私にとって、端攻めや玉頭攻めを絡めた非常に役立ちそうです。前回と同様、少し考えてわからなければ答えを見るようにしていったん最後まで読み終え、2回目に取り組み始めたところですが、今までなら崩せなかったであろう囲いを崩せるという成果が出始めています(ごく稀にですが)。

実戦詰将棋

上級者の方には物足りないかもしれませんが、実戦で現れた詰みがある局面(持ち駒は余ります)を紹介します。

①上図は▲3二銀成を△同玉と取ったため、先手玉に即詰み(水匠によれば15手詰め)が生じています。1分将棋で詰ませることはできますか?
実戦では全く気付かず完敗したと思っていたのですが、一人感想戦で、手数は長いものの割と一本道のきれいな詰みがあったことを知り愕然としました。こういう詰みを逃さないようになると楽しいだろうなと思います。

2023年3月の戦績

将棋倶楽部24
30勝28敗(勝率.517)
 先手:13勝11敗、後手:17勝17敗
 相居飛車:19勝18敗、対振り飛車:11勝10敗

3月はトータルでは5割前後に落ち着きましたが、上旬は負けが込んで11級に転落し、中旬に何故か白星が集まって9級に駆け上がり、下旬はまた連敗して10級に戻るという、浮き沈みの激しい成績でした。何故か集中力に欠ける時期があって、序盤からバランスを崩して完敗が続いてしまいます。まだまだ修行が足りません。

実戦詰将棋の答え(他の詰め方もあると思います)
①▲4一角 △2二玉 ▲2三角成 △2三同玉 ▲2四歩 △2四同銀 ▲2四同飛 △2四同玉 ▲2五歩 △1三玉 ▲2四銀打 △2二玉 ▲2三金 △3一玉 ▲2二銀

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