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第17回朝日杯将棋オープン本戦トーナメントの展望

朝日杯将棋オープンは全棋士および朝日アマ名人戦上位のアマチュア、女流棋士などが参加するトーナメントで、持ち時間は各40分(切れたら1手60秒未満)の早指し棋戦です。今回も二次予選が終了し、本戦トーナメントの組み合わせが発表されていますので、ブロックごとのメンバーを確認しておきたいと思います。

日本将棋連盟HPより引用

一番左の山には、前回準優勝の渡辺明九段、朝日杯優勝経験のある阿久津主税八段が入りました。ベスト4の有力候補は渡辺(明)九段と思いますが、1回戦で近藤誠也七段との兄弟弟子対決がありますので、楽しみにしたいと思います。

左から二番目の山は、豊島将之九段、永瀬拓矢九段、佐々木勇気八段が入る激戦区となりました。ベスト4の有力候補には豊島九段を挙げたいと思いますが、佐々木(勇)八段の躍進にも期待しています。

右から二番目の山には、前回ベスト4の糸谷八段と、前回も2回戦で顔を合わせた三枚堂七段が入りました。ベスト4の有力候補は糸谷八段ですが、ベテランの久保利明九段や若手の井田明宏四段にも期待したいと思います。

一番右の山には、前回優勝の藤井聡太竜王名人が入りました。ベスト4の本命は藤井竜王名人ですが、実力者斎藤慎太郎八段や、前回も2回戦で藤井竜王名人と名局賞特別賞を受賞する激闘を演じた増田康宏七段にも期待が掛かります。

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