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第65期王位戦挑戦者決定リーグ4回戦の状況

お~いお茶杯王位戦の挑戦者決定リーグ(王位リーグ)は、全員が4回戦を終え最終5回戦の一斉対局を残すのみとなりましたので、状況を確認しておきたいと思います。

紅組

佐々木大地七段:3勝1敗
豊島将之九段:1勝3敗
石井健太郎七段:0勝4敗
佐藤天彦九段:2勝2敗
斎藤慎太郎八段:3勝1敗
藤本渚五段:3勝1敗

佐々木(大)七段、斎藤(慎)八段、藤本五段の3人が3勝1敗でトップに並びました。最終5回戦で斎藤(慎)八段と藤本五段の直接対決があり、勝者は佐々木(大)七段が勝てばプレーオフ、敗れれば優勝となります。昨年度は勝率0.850の大活躍で新人賞を獲得した藤本五段は、今年度も竜王戦6組で決勝に駒を進めるなど7勝1敗と好調を維持しており、王位戦でもいきなり挑戦者決定戦に名乗りを挙げられるか注目されます。
2枠しかない残留争いは、斎藤(慎)八段と藤本五段の直接対決の勝者と佐々木(大)七段の2人となります。

白組

羽生善治九段:3勝1敗
渡辺明九段:3勝1敗
木村一基九段:3勝1敗
森内俊之九段:2勝2敗
飯島栄治八段:0勝4敗
西川和宏六段:1勝3敗

羽生九段、渡辺(明)九段、木村九段の3人が3勝1敗でトップに並びました。最終5回戦で渡辺(明)九段と木村九段の直接対決があり、勝者は羽生九段が勝てばプレーオフ、敗れれば優勝となります。タイトル獲得通算100期を目指す羽生九段、意外なことに王位初挑戦を狙う渡辺(明)九段、前王位の木村九段による重厚な優勝争いが楽しみです。
2枠しかない残留争いは、渡辺(明)九段と木村九段の直接対決の勝者と羽生九段の2人となります。

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