見出し画像

観る将が将棋を指してみた(27) ~2023年10月編~

観る将の私が将棋のオンライン対局をはじめて1年以上が経ち、それなりに楽しめるようになってきたのですが、なかなか上達しない自分に歯痒い思いも感じています。
2023年の年初を将棋倶楽部24の10級で迎え、本年の目標を8級としました。上級者の方々からアドバイスをいただいたり、自分の経験を書くことで、私と似たようなレベルの方々と情報交換していけると嬉しいなと思っています。

なお、バックナンバーを下記マガジンにまとめていますので、ご興味がありましたらご覧ください。

「将棋世界」の購読

日本将棋連盟が発行している「将棋世界」という雑誌を買ってみました。元々観る将なので、藤井竜王名人の八冠達成で幕を閉じた王座戦五番勝負や、同学年対決で話題の竜王戦七番勝負、女流最高峰の白玲戦七番勝負が今月から来月にかけて山場となるので、プロの解説をじっくり読みたいというのがきっかけです。
昇段コースという次の一手形式の検定問題もあり、所定の点数を取れば正式免状も取得できるようです。以前書きましたが、今免状を申請すれば、羽生会長と藤井竜王名人の直筆署名が入ります。実戦で初段になるのはまだ遠い先になりそうなので、まずはこの検定で初段を目指してみようと思っています。

実戦詰将棋

上級者の方には物足りないかもしれませんが、実戦で現れた詰みのある局面を紹介します(持ち駒は余ります)。

①上図は後手玉には即詰み(水匠によれば11手詰め、無駄合いを除き実質9手詰め)が生じています。1分将棋で詰ませることはできますか?
実戦では、受けに回ってしまい逆転されてしまいました。1分将棋が長く続いて次が175手目だったのですが、少し疲れがあったとはいえ悔しい敗戦でした。

2023年10月の戦績

将棋倶楽部24
27勝30敗(勝率.474)
 先手:15勝15敗、後手:12勝15敗
 相居飛車:15勝17敗、対振り飛車:12勝13敗

10月は連勝もあれば連敗もある、ムラの多い月でしたが、終わってみれば少し負け越しとなりました。級位も10級と11級の間を行ったり来たりしています。今年も残り2か月となり、目標の8級を達成するには何か大きな改善が必要な状況です。

将棋ウォーズ(10秒将棋)
10勝10敗(勝率.500)
 先手:7勝6敗、後手:3勝4敗
 相居飛車:6勝5敗、対振り飛車:4勝5敗

10月はなんとか指し分けとなりました。級位2級で達成率は47%と月初とほとんど変わりありません。まだしばらく昇級を目指すというより、早指しでの悪手を減らす、瞬発力のトレーニングとして頑張ってみようと思っています。

実戦詰将棋の答え(他の詰め方もあると思います)
①▲2六桂 △2六同歩 ▲2五銀 △4五玉 ▲4六歩 △4六同玉 ▲7三角 △4五玉 ▲5五角成 まで

この記事が参加している募集

#将棋がスキ

2,677件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?