第5回ABEMAトーナメント 予選Dリーグ展望
6月18日から、ABEMAトーナメントの予選Dリーグが放映されます。予選は15チームが5つのリーグに分かれて3チームずつの総当たり戦を行い、上位2チームが本戦に進出します。Dリーグの各チームのメンバーのこれまでの成績を確認し、どのチームが予選を突破しそうか検討してみたいと思います。
※過去の成績はは手元の集計のため、間違いがあるかもしれません。気づいた方がいらっしゃいましたらご指摘いただけると嬉しいです。
チーム康光「枝豆」
佐藤康光九段
第3回:4勝7敗、第4回:1勝3敗
通算:5勝10敗(勝率0.333)
郷田真隆九段
第3回:出場なし、第4回:4勝5敗
通算:4勝5敗(勝率0.444)
先崎学九段
初出場
チーム合計:9勝15敗(勝率0.375)
チーム天彦「HADO」
佐藤天彦九段
第3回:6勝2敗、第4回:1勝4敗
通算:7勝6敗(勝率0.538)
梶浦宏孝七段
第3回:初出場、第4回:2勝3敗
通算:2勝3敗(勝率0.400)
佐々木大地七段
第3回:1勝4敗、第4回:3勝3敗
通算:4勝7敗(勝率0.364)
チーム合計:13勝16敗(勝率0.448)
チーム稲葉「サンライズワン」
稲葉陽八段
第3回:2勝2敗、第4回:5勝6敗
通算:7勝8敗(勝率0.467)
服部慎一郎四段
第3回:出場なし、第4回:4勝6敗
通算:4勝6敗(勝率0.400)
出口若武六段
初出場
チーム合計:11勝14敗(勝率0.440)
予選を突破するのは
ドラフト終了直後に私が優勝候補に挙げたチーム稲葉が入りました。
チーム稲葉は稲葉八段が元々早指しには定評があり、若手をリードする責任感を発揮できれば予選突破の可能性は高いと思います。出口六段と服部四段が叡王戦で挑戦者決定戦を戦った勢いを持ち込めれば、間違いなく優勝候補の一角と思います。
チーム天彦はメンバー全員が経験豊富で、予選突破と予想しておきます。梶浦七段は前回エントリートーナメントを勝ちあげって参戦していますし、佐々木(大)七段も過去の団体戦では振るいませんでしたが、年明けに放映された師弟ABEMAトーナメント(上記成績には含まず)では活躍しました。
チーム康光は、初出場の先崎九段が鍵を握ります。郷田九段は前回初出場し、対局を重ねる毎に本来の強さを発揮しました。羽生世代で固めたチームワークで、先崎九段が波に乗れれば予選突破の可能性はあると思います。
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