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第82期順位戦C級2組8回戦

12月7,14日に順位戦C級2組8回戦の一斉対局がありました。

私が注目していたのは、今期5勝1敗で昇級圏内に浮上してきた佐々木大地七段とベテラン佐藤秀司八段の対局です。後手の佐々木七段が珍しく一手損角換わりを選択すると、佐藤八段は4筋の位を取って▲4六角と据えます。佐々木七段が右玉に構え、4筋の歩を交換して角頭を攻めると、佐藤八段は2筋と9筋の歩を突き捨て、▲9四歩と垂らします。佐々木七段は歩で先手陣を乱してから飛車取りに△5六角と打ち、佐藤八段が▲2四飛と走ると、△7八角成と金を食いちぎって先手陣に攻め掛かります。佐藤八段は▲2二飛成と竜を作り、佐々木七段が△6七金から連続王手で迫ると、玉を9筋に逃がします。佐藤八段は▲4三"と"と捨てて金の守備力を削ぎ、後手の玉頭から攻め掛かって寄せ切りました。

他の主な対局結果は以下の通りです(左が勝者)。
 狩山幹生四段 - 徳田拳士四段
 本田奎六段 - 田村康介七段
 梶浦宏孝七段 - 佐藤紳哉七段
 八代弥七段 - 井田明宏四段
 西川和宏六段 - 冨田誠也四段
 高田明浩四段 - 中村亮介六段
 藤本渚四段 - 横山友紀四段

昇級争いの上位陣が相次いで敗れる波乱の展開となり、冨田四段、高田四段、藤本四段ら5人が6勝1敗で並びました。私が注目している佐々木(大)七段、徳田四段は5勝2敗と後退しましたが、順位が上なのでまだまだ昇級の可能性は残されています。順位戦も残り2-3局となり、昇級に向け負けられない戦いが続いています。


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