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観る将が将棋を指してみた(19) ~2023年2月編~

観る将の私が将棋のオンライン対局を始めて1年以上が経ち、それなりに楽しめるようになってきたのですが、なかなか上達しない自分に歯痒い思いも感じています。
2023年の年初を将棋倶楽部24の10級で迎え、本年の目標を8級としました。上級者の方々からアドバイスをいただいたり、自分の経験を書くことで私と似たようなレベルの方々と情報交換していけると嬉しいなと思っています。

なお、バックナンバーを下記マガジンにまとめていますので、ご興味がありましたらご覧ください。

中終盤力の勉強方法

前回は寄せの手筋の本を使った勉強方法について書きましたが、今回は「羽生善治の終盤術」という本について書いてみたいと思います。羽生先生の実戦譜を題材にした次の一手問題集という形なのですが、何故その手を選んだのかという考え方を詳しく解説されていて、とても勉強になります。私のレベルでは難しすぎて、正直に言ってまだ少し早かったかなという印象です。寄せの手筋の勉強の時もそうでしたが、時間を掛けて問題を解くというよりは、棋書を読むような感じでどんどん読み進めています。もう少し棋力を上げてから読み直そうと思っています。

実戦詰将棋

上級者の方には物足りないかもしれませんが、実戦で現れた詰みがある局面(持ち駒は余ります)を紹介します。

①上図では後手玉には即詰み(水匠によれば15手詰め)が生じています。1分将棋で詰ませることはできますか?
②実戦では先手が▲4九銀と馬を取ったので、先手玉に即詰み(水匠によれば9手詰め)が生じました。1分将棋で詰ませることはできますか?

2023年2月の戦績

将棋倶楽部24
26勝30敗(勝率.464)
 先手:12勝10敗、後手:14勝20敗
 相居飛車:14勝18敗、対振り飛車:12勝12敗

2月は勝率5割を切ってしまいましたが、前月の貯金もあり1度も11級に降級することなく終えることができました。昨年6月以降何度か10級に昇級したのですが、これまではすぐに降級していたのに比べると、少しは力が付いてきたのかもしれません。そしてわずか3局ですが、初めて9級に昇級することができました。何ともゆっくりした上達速度ですが、めげずに勉強していきたいと思っています。

実戦詰将棋の答え(他の詰め方もあると思います)
①▲2二金 △2二同玉 ▲1三銀 △1三同玉 ▲1四香 △1四同玉 ▲1五歩 △2五玉 ▲2六銀 △3四玉 ▲3五銀 △3五同玉 ▲2六銀 △3四玉 ▲3五金
②△2九飛 ▲2九同玉 △4九飛成 ▲3九香 △3八金 ▲1八玉 △2九銀 ▲1九玉 △1八香

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