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第64期王位戦挑戦者決定リーグの中間状況

お~いお茶杯王位戦の挑戦者決定リーグ(王位リーグ)が進行しています。消化対局数にばらつきがありますが、いったん状況を確認しておきたいと思います。

紅組

豊島将之九段がただ1人4局を消化して、3勝1敗と好調です。1勝0敗の羽生善治九段との対局を残しており、紅組優勝を決める大一番となる可能性があります。石井健太郎六段が1勝1敗で続いており、豊島九段にどこまで付いていけるか注目です。
永瀬拓矢王座、服部慎一郎五段、徳田拳士四段は1勝2敗となり、優勝に向けては苦しい状況となっています。服部五段と徳田四段は永瀬王座に土を付けたのを自信に、残り2局も力を出し切って欲しいと思います。

白組

渡辺明名人と佐々木大地七段が、2勝0敗と好スタートを切りました。両者は4月10日に両者の対局が組まれており、白組優勝を左右する一局になりそうです。池永天志五段と増田康宏七段が1勝1敗で追っており、優勝に向けて負けられない戦いが続きます。
新鋭の岡部怜生四段は1勝2敗、冨田誠也四段も0勝3敗と苦しんでいますが、残り2局は格上相手に全力でぶつかっていって欲しいと思います。

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