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観る将が将棋を指してみた(17) ~2022年11-12月編~

観る将の私が将棋のオンライン対局を始め、上達に向けて悪戦苦闘している状況を(だいたい)月1回振り返っています。2022年の目標を将棋倶楽部24で10級としてやってきましたので、今回は11-12月の結果と2022年の総括をしていきたいと思います。上級者の方々からアドバイスをいただいたり、私と似たようなレベルの方々と情報交換していけると良いなと思っています。

なお、バックナンバーを下記マガジンにまとめていますので、ご興味がありましたらご覧ください。

中終盤力の向上

自分でもはっきり優勢と感じる局面からの逆転負けが多くなってきました。一人感想戦で水匠の評価値を見ても、勝勢となってから何度もミスを重ねて逆転されてしまいます。寄せが遅いのと、受けが中途半端なのが要因だと思っているので、11月下旬に寄せの手筋の本を買って勉強し直しています。直接効果があったのかよくわかりませんが、12月中旬辺りから少し勝率が上がってきたように思います。皆さんはどのように中終盤力を鍛えているのでしょうか?

実戦詰将棋

上級者の方には物足りないかもしれませんが、実戦で現れた詰みがある局面(持ち駒は余ります)を紹介します。

①上図では後手玉(便宜上、上下反転しています)に詰めろが掛かりましたが、先手玉には即詰み(水匠によれば9手詰め)が生じています。1分将棋で詰ませることはできますか?
詰むとわかっていれば比較的容易な詰みなのですが、実戦では秒読みに気持ちが焦ってしまい詰ませることができず、負けてしまいました。こういう負けは減らしていきたいものです。

2022年11月の戦績

将棋倶楽部24
29勝31敗(勝率.483)
 先手:14勝15敗、後手:15勝16敗
 相居飛車:20勝16敗、対振り飛車:9勝15敗

2022年12月の戦績

将棋倶楽部24
34勝28敗(勝率.548)
 先手:17勝13敗、後手:17勝15敗
 相居飛車:16勝19敗、対振り飛車:18勝9敗

11月は対振り飛車で大きく負け越したのが響き、勝率5割を切りました。級位も11級から12級の間で、むしろ12級の状態が長く続きました。12月も前半は勝ったり負けたりの繰り返しでしたが、上述した通り12月中旬から急に勝率が上がり、年末には久し振りに10級に返り咲くことができました。11月に苦労した対振り飛車の勝率が大幅に改善されたのですが、自分でも理由がよくわからず一時的なものかもしれません。

2022年の総括

将棋倶楽部24
309勝292敗(勝率.514)
 先手:156勝137敗、後手:153勝155敗

年初に掲げた「将棋倶楽部24で10級」という目標は、かろうじて達成することができました。年間約600局という対局数は、将棋好きの方から見れば多い方ではないように思います。しかし対局数を増やすことより、毎局AIを使った一人感想戦で、どこで形勢を損ねたのか、どうすれば良かったのかを振り返る方が、自分には合っているような気がしています。また、毎月noteに投稿することも、自分の現状を整理して見つめ直す良い機会になっているのかもしれません。

2023年の年頭なので、新たに「将棋倶楽部24で8級」という目標を設定することにしました。級位は相対的なものなので、何をすれば目標を達成できるのかわからない面はありますが、日々勉強を重ねて少しずつでも前進していきたいと思っています。諸先輩方のアドバイスなどありましたら、コメントしていただけると嬉しいです。

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