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観る将が将棋を指してみた(33) ~2024年4月編~

観る将の私が将棋のオンライン対局を始め、月毎に振り返りをしています。
現在は将棋倶楽部24を主戦場としており、2024年の目標を7級としました。瞬発力のトレーニングにと考え、将棋ウォーズの10秒将棋にもチャレンジしています。
上級者の方々からアドバイスをいただいたり、自分の経験を書くことで、私と似たようなレベルの方々と情報交換していけると嬉しいなと思っています。

なお、バックナンバーを下記マガジンにまとめていますので、ご興味がありましたらご覧ください。

3手詰めハンドブック

前回の3月編で宣言した通り、浦野先生の「3手詰めハンドブック」を購入し、豊島ブートキャンプに取り組んでみました。一周目は毎日コツコツ12-20問(見開き4問なので)解くようにしました。二周目はざっくり時間を測ってみましたが、前半100問は20題解くのに10-15分、後半100問は15-20分掛かっています。
基本的に解くことはできるのですが、詰将棋だから解ける(*1)のであって、特に後半の問題図が実戦で現れても間違いなく見逃してしまいそうです。見た瞬間に「この形は詰み」とわかるようになるまで繰り返しやりなさいというのが豊島ブートキャンプの趣旨だと思いますので、まだまだ頑張らないといけません。
ちなみに、豊島先生は200問を8分30秒で解いたとのこと、プロの凄さは桁違いです。
(*1)詳しくは3月編を参照ください。

実戦詰将棋

上級者の方には物足りないかもしれませんが、実戦で現れた詰みのある局面を紹介します(持ち駒は余ります)。

①上図は先手玉には即詰み(水匠によれば13手詰め)が生じています。1分将棋で詰ませることはできますか?
実戦では受け切れれば勝ちということしか頭になく、数手後に頓死してしまいました。これだけ持ち駒が豊富で、王手が掛かっていない状況なら、詰ますことも考えないといけないですね。

2024年4月の戦績

将棋倶楽部24
29勝22敗(勝率.569)
 先手:15勝14敗、後手:14勝8敗
 相居飛車:16勝15敗、対振り飛車:13勝7敗

月初に5連敗して11級まで転落しましたが、9連勝もあって9級にV字回復しました。月間の勝ち越しも今年初めてですが、後手番で無理攻めが減ってきたのが一因かもしれません。自分でも驚くような簡単な詰みを逃すケースが多々あるので、豊島ブートキャンプの効果はまだ出ていないようです。

将棋ウォーズ(10秒将棋)
5勝6敗(勝率.455)
 先手:4勝5敗、後手:1勝1敗
 相居飛車:1勝6敗、対振り飛車:4勝0敗

豊島ブートキャンプを優先した分、対局数が減っています。級位は2級ですが、達成率は68%と下がっています。10秒将棋は、しばらく休むと明らかに感覚が鈍るので、もう少し対局数を増やしたいと思っています。

実戦詰将棋の答え(他の詰み手順もあると思います)
①▲7二金 △7二同銀 ▲7一銀 △7一同玉 ▲6二金 △8二玉 ▲7二金 △9三玉 ▲8二銀 △8四玉 ▲7五金 △9四玉 ▲8六桂 まで

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