見出し画像

観る将が将棋を指してみた(18) ~2023年1月編~

観る将の私が将棋のオンライン対局を始めて1年以上が経ち、それなりに楽しめるようになってきたのですが、なかなか上達しない自分に歯痒い思いも感じています。
2023年の年初を将棋倶楽部24の10級で迎え、本年の目標を8級としました。上級者の方々からアドバイスをいただいたり、自分の経験を書くことで私と似たようなレベルの方々と情報交換していけると嬉しいなと思っています。

なお、バックナンバーを下記マガジンにまとめていますので、ご興味がありましたらご覧ください。

寄せの手筋の勉強方法

前回も書きましたが、11月下旬に寄せの手筋の本を買って勉強しています。挟撃の寄せとか退路封鎖など、パターン別に詰めろを掛ける手筋の問題集なのですが、私には難易度の高い問題も多く、とても勉強になっています。従来の私だと、10分でも30分でも時間を掛けて解くこと自体を重視していたのですが、実戦では中終盤に時間を掛けられることはないので、1分考えてわからなければ答えを見て、その代わり何度も繰り返し解くようにしています。まだ直接的な効果は感じられませんが、ほんの少しだけ寄せ合いで一手勝ちできることが増えてきたかもしれません。

実戦詰将棋

上級者の方には物足りないかもしれませんが、実戦で現れた詰みがある局面(持ち駒は余ります)を紹介します。

①上図では後手玉(便宜上、上下反転しています)に詰めろが掛かりましたが、先手玉には即詰み(水匠によれば7手詰め)が生じています。1分将棋で詰ませることはできますか?
②実戦では3手目が思いつけず、飛車で銀を取って詰めろを掛けたのですが、きれいに詰まされてしまいました(水匠によれば11手詰め)。1分将棋で詰ませることはできますか?

2023年1月の戦績

将棋倶楽部24
33勝30敗(勝率.524)
 先手:21勝9敗、後手:12勝21敗
 相居飛車:18勝20敗、対振り飛車:15勝10敗

1月は前半に負けが込んで11級に転落しましたが、後半盛り返して10級に戻ることができました。後手番で大きく負け越したのは、無理攻めを的確に咎められて反撃されるパターンが多かったように思います。ジリジリした展開になると、どうしても攻めたくなってしまうんですよね。この辺りを反省してもう少し上達したいものです。

実戦詰将棋の答え(他の詰め方もあると思います)
①△7八角 ▲9八玉 △8七角成 ▲8七同玉 △7八銀 ▲9七玉 △8七金
②▲4一金 △2二玉 ▲1二金 △1二同香 ▲3二桂成 △3二同玉 ▲4二馬 △2二玉 ▲3一馬 △1一玉 ▲2二金

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?