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観る将が将棋を指してみた(14) ~2022年8月編~

前回までに、観る将の私が将棋のオンライン対局をして、それなりに将棋を楽しめるようになってきた話を書いてきました。2022年の目標を将棋倶楽部24で10級としましたので、自分の経験を書くことで上級者の方々からアドバイスをいただいたり、私と似たようなレベルの方々と情報交換しながら上達していけると良いなと思っています。

なお、バックナンバーを下記マガジンにまとめていますので、ご興味がありましたらご覧ください。

対居飛車の勉強

前回、対振り飛車の定跡を勉強して、自分から仕掛けることができるようになってきたことを書きました。ただ7月くらいから感じていたのですが、最近は相手の方も居飛車が多く、7月は対居飛車で大きく負け越したこともあり、居飛車の定跡を少し勉強しました。
定跡通りに進まないのは対振り飛車でも同じなのですが、相居飛車の場合は相手の方だけが知っている弱点を突かれると、あっという間に負けになってしまう気がします。特に角換わりは、プロの将棋を観ていても肉を切らせて骨を断つようなところがありますから、初級者にはハードルが高いですね。

中終盤の鍛え方

定跡を勉強し始めてから、序盤を互角以上の形勢で乗り切ることも増えてきたのですが、中終盤に逆転されてしまうケースが増えてきました。調子よく攻めているのですが決めきれず、相手に駒をたくさん渡してしまって一気に逆襲されるパターンが多いです。逆に踏み込むべきところを躊躇して、相手にチャンスを与えてしまうこともあります。要するに攻めと受けのバランスが悪いのですが、この辺りを鍛えるにはどうしたものかというのが現在の悩みです。ある程度場数を踏まないと駄目なのかもしれません。

実戦詰将棋

上級者の方には物足りないかもしれませんが、実戦で現れた詰みがある局面(持ち駒は余ります)を紹介します。

①上図では後手玉に即詰み(水匠によれば13手詰め)が生じています。1分将棋で詰ませることはできますか?
②2手目に玉が寄ると9手で詰みますが、1分将棋で詰ませることはできますか?
③実戦では②を見つけられず▲6一飛成としたのですが、先手玉に即詰み(水匠によれば7手詰め)が生じています。1分将棋で詰ませることはできますか?

2022年8月の戦績

将棋倶楽部24
32勝31敗(勝率.508)
 先手:18勝17敗、後手:14勝14敗
 相居飛車:23勝18敗、対振り飛車:9勝13敗

8月は夏休みもあり、自己最高の63局指すことができました。7月に大きく負け越した相居飛車で勝ち越すことができたのですが、逆に対振り飛車で負け越してしまいました。級位も大半が12級で、数か月前に何度か10級を経験したのは実力以上の結果だったことがはっきりしてきました。ただ基本的に同じレベルの方々と指しているので、終盤に逆転に次ぐ逆転というスリリングな展開になることも増え(逆転負けが多いのですが)、以前より将棋の楽しさがわかってきたような気がします。

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