AI利用に関する覚書(1) 4/n
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3. AI利用にのめり込んだ理由(3) AI技術の安心感にワクワク
これは技術/研究分野の黎明期あるあるらしいのですが、お金を騙される心配が少ないというのも私がAI技術にのめり込んだ理由だと思います。
(正直なところ、今がどうかわかりませんが…)私がChatGPTの存在を知った2022年12月末の段階で、生成AIがお金につながるように思われていなかったためか、ChatGPTと検索すると、ChatGPTの公式リンク以外、関連ページは表示されなかったように記憶しています。
しかし、一度、ChatGPTが流行すると、〇〇GPTという名前のサービスや、GPT搭載と称するアプリケーションが世の中に溢れました。
OpenAIが「〇〇GPT」という名称の利用についてガイドラインを策定してから落ち着きましたが、OpenAIがGPT-4のAPIの一般公開前から、「GPT-4搭載」したアプリなどという広告を目にしたことや、アプリのどの部分でGPT-4が利用されているかがわかりにくいものがあり、初心者の私には何が真実かよくわからない混沌とした状況にあったように感じました^^;
おそらく…私がChatGPTを使い始めるのが数ヶ月遅れていれば、生成AI嫌いになっていたかもしれません(^_^;)
幸運にも私が生成AIについてある程度の知識をつけるまで、不確かな情報で情報空間が汚染されていなかったことで、生成AIについて安心して学んだり、使用できたりできたのは私がAI利用にのめり込んだ一因だと思っています。
ちなみに、情報空間の汚染という観点でいうと、画像生成AIの精度が「不気味の谷(Wikipediaのリンク)」を超えたように感じられるため、(検索ワードにもよりますが…)画像検索で表示される画像データのほとんどがAIによって生成されたものになる日も近いかもしれないと考えています(^_^;)
さらに、文章生成AIを使って書かれた先進的な本[2]も登場し始めており、今後、生成AIが関与しない創作物が存在しなくなると考えられます。
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[参考]
[2] 清水亮さんの書籍『検索から生成へ』の中で、清水亮さんの最近の著作にChatGPTを活用した旨の記述がある。その他にもChatGPTを利用した既刊本も存在する。