2020.05.21 女流名人リーグ 対加藤女流三段

今日は対局でした。
日本将棋連盟モバイルでの中継をご覧いただいた皆様ありがとうございました。

加藤女流三段とは3月の清麗戦以来の対戦。
女流名人リーグなどのリーグ戦は事前に先後が決まっているので、互いに作戦を立てやすいのが特徴です。
本局は加藤さんが右四間飛車を採用しました。確率的には低いながら、もしかしたらあるかなぁ程度には思っていました。

序盤は左銀の位置を53にしたのですが、これはそもそも右四間飛車には有力なのと、43に上がった場合の相手の研究を外す意味もあります。43の方が実戦例は多いです。

序盤は少し模様が良さそうな気がしていたのですが、間合いを測るのに時間を使いすぎたのが後々に響きました。もう少し決断良く指すべきでした。
所々予定変更をしている所があり、思い描いたのとは違う展開になってしまいました。

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直前に先手の歩の前に銀を打ったのですが、それが意表をついた様で、ここが一番の明確なチャンスでした。
何かありそうだとは思っていたのですが、残り9分と時間がありません。

△68桂成▲同玉△48竜とするのが正解で、▲58歩には△47竜が厳しい狙いです。46銀と41竜が取られそうな位置にいて、先手はまとめるのがとても難しいです。
▲58歩までは読んだのですが、△57歩や△57金を読んでいてこれらはどちらも足りず。△47竜は盲点でした。
これを逃してからはかなり勝ちづらくなってしまいました。

依然として休園が続いている自分の現状としては、それなりに良く指せていたと思います。が、やはり悔しいものです。
次の対局はまだ未定です。順調に世の中が普段通りに戻っていってくれたらと願っています。

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