2020.12.17 清麗戦 vs井道女流二段

昨日の清麗戦は逆転勝ちでした。

後手番で久しぶりに3手目▲75歩を指され、銀冠穴熊対穴熊の持久戦に。
千日手を視野にじっくりとした序盤にすべき所で仕掛けてみた所、感覚的にかなり勝ちにくい展開にしてしまいました。

点数的には500点を超える時間帯はそこまで多くなかったのですが、人間的には1000点は離れてるのではないかと対局中に感じていました。

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粘りに粘って金銀を自陣に集めました。
便宜上先後を反転させています。
実戦は▲26飛△14桂▲38桂△25歩▲46飛△49角成と進み、単純な銀取りが受からず逆転に成功しました。

ここでは難しくなったのではないかと思っていたのですが、調べてみると実は1番点数が悪かった局面でした。
上の局面で▲24歩が少し見えにくい好手。以下△25銀は▲23桂がとても厳しいです。

これを見逃してもらえたのも、逆転出来たのも幸運というしかありません。反省すべき点がたくさんある今年最後の将棋でした。

清麗戦に関してはこれで3連勝(1勝はシード)になりました。
しかし将棋の内容が良いとは言えない状態です。
絶対的に勉強量が足りていないのは自覚していますが、現状を鑑みてもすぐに改善出来るかは分かりません。
せめて盤の前に座った時には、持っている力を出し切れるようにしたいです。

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