2020.07.04 ヒューリック杯清麗戦五番勝負第1局 対里見清麗

一昨日の第1局は負けでした。
序盤はまずまず折り合っていたのですが、途中で読み抜けをしてしまったと思い予定変更をした手が悪手で、そこから一気に悪くなってしまいました。

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第1局の振り駒は後手になりました。
以前伊藤さんとの振り駒に勝った事が無い話をしましたが、里見さんとの番勝負の振り駒の相性も悪い気がします。笑
局面は便宜上先後を反転させています。

10数手前から一直線でこの局面を迎えます。
当初は△24歩と桂を取り、▲21飛△31銀▲24桂△43角とする予定で進めていました。
以下▲22桂成△21角▲同成桂で角を2枚取られますが玉の安定度がこちらの方があるため、難しい形勢です。

いざこの局面を目の前にすると、△24歩に▲83桂を発見してしまいました。△72玉▲71飛△83玉の瞬間が物凄く怖く見えて、この筋をうっかりした事自体にまず動揺しました。
実際は手堅く自陣に駒を投入すれば相手が攻め切るのは容易ではありません。が、ここで△72玉と上がってしまいました。敗着です。
対しての▲75歩がピッタリすぎて以下は勝ちがありません。

負けは負けとして大きいのですが、振り駒のある1局目は相手との距離感を測る意味も私にとっては強いです。
▲36歩から壁銀をほぐしてくるのは流石の経験値で、この形は場数がだいぶ違うなと感じました。
あとは分かっていましたが、終盤間違えてくれませんね。割と嫌らしく指したんだけどな。笑
久しぶりに盤を挟んだ感覚としては、全体を通しての大まかな読みはかなり一致していた様に思います。

勝負とは別の話ですが、お昼の注文ではせっかくのタイトル戦なのでいつもよりちょっと上のお寿司を頼んでみました。
コロナの影響でいつもと同じ将棋会館での対局ですが、なんだか少し特別な気分になりました。美味しかったです。次は何を頼もうかな。

今週の2局目が早くも山場ですが、出来る限りの準備を整えて当日を迎えたいと思います。

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