奨学金チャンネル

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このチャンネルでは、奨学金バンクの情報はもちろん、奨学金の現状や大学の事情、企業の認識など、奨学金に関わる様々なテーマで発信していきます! https://lit.link/shogakukinhensai

最近の記事

世帯年収1000万円はもはや“勝ち組”ではない

今日は少し前に週刊ダイヤモンドさんのWEB版、ダイヤモンドオンラインに掲載されていた記事についてお話ししたいと思います。 この記事によると、国公立大学でさえも4年間の学費が500万円弱に達しており、世帯年収1000万円でも「勝ち組」ではないという内容でした。 実際、私立も含め国公立の学費がどんどん上がり、4〜500万円に達しています。 お子さんが1人2人いる家庭では、かなりの負担になるでしょう。 たとえ世帯年収が1000万円を超えていても、1人しか大学に行かせられない状況に

    • 400万の学生ローン無事終了

      今回は、奨学金を無事完済しましたという記事を見つけたので、ご紹介したいと思います。 400万円の学生ローンを無事に終了されたという記事で、おめでとうございます!本当にお疲れ様でした!と声をかけたくなりました。 詳細を見ていくと、毎月3万円を13年間かけて返済したそうです。22歳から13年間、つまり35歳まで返済を続けたとのこと。色々と我慢して返済された様子が伝わってきます。 ただ、気になったのが表題です。『400万円の学生ローン無事終了』という表題で記事が書かれていて、写

      • 奨学金 減額返還制度

        今日は、日本学生支援機構が提供している奨学金の減額返済制度についてお話ししたいと思います。 この制度は、いくつかの条件を満たせば、月々の返済を半額や3分の1に減額できるものです。 知っている方もいると思いますが、意外と知らない方も多いようです。 実際に返済が大変だというお問い合わせもいただくことがありますので、この情報をお伝えしたいと思いました。 減額した分については支払期間が延びることもありますが、働き始めたばかりで給与が低いうちに返済額を減らせるのは、大きなメリットだ

        • 奨学金を騙し取ろうとして逮捕

          今日は残念なニュースですが、岡山で奨学金を騙し取ろうとした疑いで、推薦書を偽造して申請したという事件が発生しました。 このニュースを見て非常に残念に思っています。 この事件の主犯は外国籍の大学院生でした。 このような詐欺行為は当然許されるべきではありません。 しかし、今回の事件を通じて感じたことは、修学が非常に高価な投資になっているという現実です。 先日、あしなが育英会が資金枯渇を発表したことも考えると、高等教育がますます高価なものになっていることが明らかです。 こうした

        世帯年収1000万円はもはや“勝ち組”ではない

          学生と社会人において求められるコトの違い

          先日のニュースで、新入社員のうち4割が転職を考えているという話題があり、そのことについてお話ししました。 今回は新入社員に対する話題として、教育のあり方や選択肢について考えてみたいと思います。 学校教育で身につける選択形式の勉強と、社会での選択肢の違いについて、私は大きな違いを感じます。 学校教育では、正解を探すことが重視されますが、社会ではその選択自体が正しくなるように行動することが求められます。 この違いが、新入社員や若手社員の意識に影響を与えているように感じます。

          学生と社会人において求められるコトの違い

          ソニーグループで理工系女子学生向け奨学金給付型制度を創設

          今日は、ソニーさんが理系女子リケジョ向けの奨学金を立ち上げたことが記事になっていましたので、ご紹介したいと思います。 このリケジョ向けの奨学金は、実は以前からメルカリさんやトヨタさんなどが行っていましたが、新たにソニーグループも120万円の奨学金給付を行います。 こうした取り組みは、普通の奨学金支援だけでなく、男女の雇用機会均等など、広い意味での意味合いがあると思われます。 このような取り組みが増えていくことは、私たちも嬉しく思います。 いつもありがとうございます。 引

          ソニーグループで理工系女子学生向け奨学金給付型制度を創設

          ポケットマネーで社員の奨学金を肩代わりする社長

          今日は私もよく仲良くさせていただいている株式会社エル・ティー・エスの樺島社長のインタビューがありましたので、ご紹介したいと思います。 樺島社長は、自身のポケットマネーで社員の方々の奨学金を半分肩代わりする取り組みを進めているそうです。 記事を拝見すると、ご自身も奨学金で苦労された経験があるとのことで、奨学金について非常に詳しくご存じでいらっしゃいます。 福利厚生ではなくポケットマネーで支援を行うという姿勢には感銘を受けました。 こういった取り組みが広がれば、奨学金問題も次

          ポケットマネーで社員の奨学金を肩代わりする社長

          導入事例 ツネイシホールディングス様のご紹介

          この奨学金バンクは、3月1日に正式リリースし、活動をどんどん進めています。 参画企業や導入企業も増えており、本日はその導入事例をご紹介したいと思います。 導入事例としてご協力いただいたのは、ツネイシホールディングスさんです。 広島に本社を置く大手企業で、造船、海運、エネルギー関係事業や商社などを手掛けています。 ツネイシホールディングスさんでは、積極的に採用活動を行っており、奨学金返済支援も積極的に活用しています。 特に、奨学金返済をサポートしたいと考えている方や、これら

          導入事例 ツネイシホールディングス様のご紹介

          三菱UFJ信託・ガクシーの給付型奨学金支給ファンド

          今回は、三菱UFJ信託とガクシーが協業して立ち上げる1000億円規模の給付型奨学金ファンドについてご紹介します。 この奨学金は、不特定多数の資金提供者からの寄付金を集め、1000億円規模の基金をベースに運営されます。 返済の必要がない給付型奨学金として、多くの学生に利用してもらえることを目指しています。 新聞記事などで紹介されている通り、この取り組みは非常にユニークな仕組みを持っており、特許も出願中とのことです。 1000億円という大規模なプロジェクトが成功すれば、他の奨

          三菱UFJ信託・ガクシーの給付型奨学金支給ファンド

          スラムダンク奨学金

          今日はちょっと面白い奨学金を見つけたのでご紹介したいと思います。 それは『スラムダンク奨学金』です。 スラムダンクの作者、井上雄彦さんがプロバスケットボールプレーヤーを目指す志のある人たちに奨学金を出しており、もう17回目になります。 もちろん返済義務はなく、夢を支援したいという思いで行われています。 こういう奨学金が増えると、頑張ろうという若者も増えるのではないでしょうか。 事務局を見ると集英社さんも関わっているようで、業界全体でこういう取り組みをしているのは素晴らしいと

          スラムダンク奨学金

          文部科学省/高等教育の在り方に関する特別部会でのお話

          今回は文部科学省の特別部会での話題をご紹介します。 慶應義塾大学の塾長、伊藤先生が国公立の学費を上げるべきだと提言し、議論を呼びました。 伊藤先生の主張は公平な競争環境を整えるために必要というものですが、私個人としては私立大学の学びのレベルを上げることが先ではないかと感じました。 この提言は時代に逆行しているように思えます。 教育経営の観点からは理解できますが、学生の生活や所得層の状況を考慮していないように思いました。 就学制度全体を考えると、この提案は問題が多いように感じ

          文部科学省/高等教育の在り方に関する特別部会でのお話

          スイスへの留学生の学費が3倍に!?

          今日は海外の学費についてお話ししたいと思います。 最近、ニュースで取り上げられていた話題です。 スイスの下院科学・教育・文化委員会が、連邦工科大学のチューリッヒ校とローザンヌ校の留学生の学費をスイス国民の3倍に引き上げるという提案をしています。 この引き上げは、スイスフランで約1500フラン、約18万円に相当しますが、それを3倍にするというものです。 この決定は、スイスの教育政策におけるスタンスを示していると言えます。 日本では、海外の留学生の学費を無料にする方針が取られて

          スイスへの留学生の学費が3倍に!?

          奨学金のそもそもの在り方について

          今日は奨学金のあり方についてお話ししたいと思います。 そもそも奨学金と聞くと暗い話題が多いかもしれませんが、奨学金のおかげで大学に行けた、成功したという人もたくさんいます。 奨学金を借りることに二の足を踏むのは問題です。 奨学金を借りてでも学校に行って大成功する人がたくさんいるので、できるだけ多くの人に就学機会を提供したいと考えています。 奨学金バンクは、奨学金が怖くないようにするためのサポートをしています。 もっと明るい未来に奨学金を活用してもらうために、毎日頑張っていま

          奨学金のそもそもの在り方について

          あしなが育英会の財源について

          最近、あしなが育英会さんの奨学金財源が枯渇して、支援が難しくなっているというニュースが多く報じられています。 あしなが育英会さんは交通遺児の支援からスタートした団体で、そのための基金を運営していますが、財源が足りなくなっている状況です。 なぜこのような事態になっているのかと言うと、所得格差が大きく影響しているのではないかと思います。 募金や寄付活動で支援を賄っているのですが、それでも間に合わないのです。 これを考えると、奨学金制度はもう限界に近づいているのではないかと感じ

          あしなが育英会の財源について

          自己破産するメリットとデメリット

          今日は少し異なる観点からお話ししたいと思います。テーマは「自己破産」です。 自己破産にはメリットとデメリットがあり、メリットとしては借金を返済する必要がなくなり、最低限の生活財産は保護される点が挙げられます。 一方で、デメリットも多く存在します。 例えば、クレジットカードやローンの利用が5年から7年間制限されることや、高額な財産の清算、一部職種への就業制限などです。 また、免責されない債務も存在し、代表的なものに税金があります。 自己破産をしてもこれらの債務は残ります。

          自己破産するメリットとデメリット

          大学の学費の上昇率について

          今日は少し異なる観点からお話したいと思っています。 それは、学費の上昇率についてです。 データは少し古いですが、文部科学省が発表した国公立大学の授業料などの推移に関する調査データがあります。 過去30年間で私立大学の学費は51%、国公立大学の学費は約82%も上昇しています。 このような学費の上昇は、今では当たり前に感じるかもしれません。 しかし、考えてほしいのは、現在は少子化が進んでいる時代であり、人口が減少している中で、なぜ学費が上がり続けているのかということです。

          大学の学費の上昇率について