奨学金チャンネル

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このチャンネルでは、奨学金バンクの情報はもちろん、奨学金の現状や大学の事情、企業の認識など、奨学金に関わる様々なテーマで発信していきます! https://lit.link/shogakukinhensai

最近の記事

Googleが4万人に奨学金を提供 ベトナムの人工知能の研究・開発

今日は少し前の話ですが、Googleがベトナムの計画に対して大きな奨学金を出したというニュースをお伝えしたいと思います。 これはベトナムの「AI未来創造」というプログラムに対するもので、Googleが約4万人の方々を対象に奨学金として支援を行うというものです。 このニュースを見て、国を超えてデジタル発展に対する前向きな投資を行うGoogleの取り組みは非常に魅力的で面白いと感じました。 本社がアメリカにあるGoogleが、他国の発展のために大規模な奨学金を提供する姿勢は、業

    • いろいろなコンテストにエントリーしています

      奨学金バンクも運営を始めて4ヶ月が経ち、事業の実力もどんどんついてきています。 そんな中、ビジネスモデルコンテストにいくつかエントリーさせていただいております。 どのコンテストかはまだ言えませんが、取り上げられなかったら恥ずかしいので動画を撮るかどうか悩んだのですが、いくつかエントリーしました。 出させていただく中で、「これ面白いね」と言っていただいたり、「もう少し詳しく聞かせてください」と言ってくださる方々もいらっしゃるので、いくつか出してみて、1つでも2つでも取り上げて

      • 大学教育を受けられるかは親ガチャ次第!?

        今日は、奨学金に関連する学費の値上げに関する記事についてお話ししたいと思います。 その中で、「親ガチャが急増」というニュースがありました。 確かに、今、学費の高騰率はものすごく上がっていて、1975年からのデータによれば、授業料は14.8倍、入学金は5.6倍に上昇しています。 私立大学の授業料はそれ以上の上昇率を見せています。 このように授業料が上がっている中で、大学に行くことが非常に高額な商品になり、高等教育が全員に平等に受けられる時代がどんどんなくなってきています。それ

        • 奨学金「お礼奉公」どうするべき?

          今日は、読売新聞のオンライン版に掲載されていた「奨学金のお礼奉公をどうすべきか」という記事についてお話ししたいと思います。 この「お礼奉公」という言葉、看護業界では昔から使われており、奨学金の名目で看護学校の費用を貸し、返済として医療法人グループで働くことを意味しています。 現在、大阪地裁でこの「お礼奉公」をめぐる裁判が行われています。 借りた側は勤務できると思って奨学金を借りたのに対し、貸した側は雇用を前提としていないと言っています。この点が論点となっています。 奨学金

        Googleが4万人に奨学金を提供 ベトナムの人工知能の研究・開発

          映画「威風堂々 奨学金って言い方やめてもらっていいですか?」8月30日公開

          なるせゆうせいさんが奨学金に関連する映画を制作されるということで、弊社でもご支援・応援させていただいていました。 映画のタイトルは『威風堂々 奨学金って言い方やめてもらっていいですか?』で、8月30日に公開されます。この映画の内容は、奨学金を借りたことで道を外していく人々の話や、学生の目線で奨学金を見た作品になっているようです。 偶然ですが、弊社とご一緒させていただいているヒューマントラストさんが映画館を運営されており、ヒューマントラストシネマ渋谷や池袋HUMAXシネマズ

          映画「威風堂々 奨学金って言い方やめてもらっていいですか?」8月30日公開

          無利子の奨学金の上限を5万円増額 大阪府の奨学金

          本日は、大阪府が無利子の奨学金の上限を5万円増額するというニュースがありましたので、ご紹介したいと思います。 これは、高校などへの入学金や制服費用に対する無利子の奨学金で、公立の場合は5万円から10万円に、私立の場合は25万円から30万円に拡充されるとのことです。吉村知事がテレビのニュースで発表されていました。 今年度から段階的に始まっている授業料の無償化制度の影響で奨学金の利用が減ったため、その分の費用をこの奨学金に充てるというニュースでした。 このように、何かしらの

          無利子の奨学金の上限を5万円増額 大阪府の奨学金

          お小遣いや手当も支給される!?インドネシアのLPDP奨学金

          今日はインドネシア共和国の「LPDP奨学金」についてお話ししたいと思います。 この奨学金プログラムはインドネシア共和国の財務省の後援によって運営されています。 このLPDP奨学金に合格すると、国内外の大学で無料で勉強する機会が得られます。 さらに、授業料だけでなく、お小遣いや書籍代、家族手当など、幅広い支援が受けられるのが特徴です。 このように、奨学金は若い世代、次の国を担う人々への投資として国が支援している大きな財政施策です。 しかし、日本においては、奨学金が単なる借金

          お小遣いや手当も支給される!?インドネシアのLPDP奨学金

          寄付文化が根付かない理由

          今日は寄付文化について話したいと思っています。 この奨学金バンクでは寄付も集めています。 集まった寄付金を通じて、奨学金の返済期間を延ばす取り組みを行っているのです。 寄付を集める活動をしている中で、「日本には寄付文化が根付かないよね」という話がよく出ます。 確かに、日本では寄付文化があまり根付いていないと感じます。英語で言うドネーション文化がアメリカではしっかりと機能しています。 例えば、卒業した大学に寄付をし、その寄付金が奨学金や設備投資に使われるという形です。 では

          寄付文化が根付かない理由

          3割が「知らない」JASSOの貸与型奨学金

          先日、教育新聞という業界新聞に、JASSO(日本学生支援機構)が提供している貸与型の奨学金の認知度についての記事がありました。 結論から言うと、約3割の人達がこのJASSOの貸与型奨学金について全く知らない、またはあまり知らないということでした。 私もこの事業を始めて、情報発信をし始めてから半年が経ちますが、奨学金について知らない人が非常に多いと感じています。 奨学金の貸与や借りる情報だけでなく、奨学金の実態もよくわからないという人が多いです。 しかし、実際には大学生の半

          3割が「知らない」JASSOの貸与型奨学金

          企業版ふるさと納税を企画・検討しています

          奨学金バンクは、ちょうど3月1日に正式リリースし、今は7月に入りました。 4カ月が経過し、参画いただいている企業も約100社近くになってきています。 奨学金バンクですが、実はさまざまな形で寄付を募集しています。 特に、企業版ふるさと納税の仕組みを活用できないかと現在企画・検討中です。 もし企業版ふるさと納税について詳しい方がいらっしゃいましたら、ぜひお問い合わせください。 企業版ふるさと納税をうまく取り入れて、返済を早める取り組みを進めています。 ご協力いただければ幸いで

          企業版ふるさと納税を企画・検討しています

          奨学金を借りた高校生、約3割が「奨学金を借りない方が良かった」

          今日は、熊本県民テレビさんが放映していた、熊本県の高校生の奨学金に関する調査結果についてお話ししたいと思います。 その調査によると、奨学生のうち約3割が「借りない方が良かった」と回答しているとのことです。 この調査結果について思うのは、滞納している人たちを対象にしたら「借りない方が良かった」と言うに決まっているということです。 実際に奨学金で高校に行き、頑張っている人たちも多く、助かったという人たちもいます。 ですので、この調査結果だけを見て「奨学金は悪い」とは一概に言えな

          奨学金を借りた高校生、約3割が「奨学金を借りない方が良かった」

          大学院の授業料後払い制度とは

          今日はまだ確定ではないのですが、2024年の秋から「授業料の後払い制度」というものが日本学生支援機構からリリースされるかもしれないという話を聞いたので、それについて調べたことをお話ししたいと思います。 現段階での情報として共有させていただきます。 授業料後払い制度とは、大学院修士課程や博士課程、専門職関係の学位在籍者を対象に、在籍中は授業料を支払わず、卒業後に所得に応じて後払いしていく制度のようです。 この制度は第1種奨学金の枠組みを使用する予定です。 第1種奨学金とは無利

          大学院の授業料後払い制度とは

          学生ボランティア団体を作ろうと考えています

          今日はブログ・動画配信を見ていただいている学生の方にご協力いただきたいと思い、お話ししています。 現在、奨学金返済の学生団体を作れないかと企画・検討しています。 当事者である学生の皆さんと一緒に、この奨学金返済の問題を解決していけないかと考えています。 奨学金に関しては、帳消しを目指すプロジェクトもありますが、私たちはより建設的な方法を模索しています。 学生団体の皆さんと協力しながら、この問題に取り組んでいきたいと思います。 もし興味がある学生の方がいらっしゃいましたら

          学生ボランティア団体を作ろうと考えています

          少子化時代の大学 縮小・撤退策を検討

          今日は少し前の新聞記事についてお話ししたいと思います。 記事の内容は、少子化時代における大学の縮小や撤退策についてです。 奨学金の話にもつながる重要なテーマです。 まず、少子化が進むことで奨学金の問題がますます深刻化しています。 奨学金はこの10年間で2兆円も増加し、現在は9兆5000億円に達しています。 なぜこんなに膨れ上がったのかと言うと、大学の数が減っていないことが大きな原因の一つです。 大学が減らないことで、各大学は学生を確保しなければなりませんが、少子化により学

          少子化時代の大学 縮小・撤退策を検討

          東大の授業料値上げについて

          今日は、6月前半に東大の藤井学長さんが東京大学の授業料を上げることを考えているとコメントしたことについてお話ししたいと思います。 藤井学長のコメントによると、物価や光熱費、人件費、設備の老朽化などの理由から授業料を上げざるを得ないとのことでした。 しかし、その上で奨学金の拡充や授業料の減免などの支援策も考えているとのことです。 私は東大卒業生ではないので何とも言えませんが、東大卒業の著名な方や優秀な方々、高所得の方々が大学にもっと寄付をされてはどうかと思いました。 海外で

          東大の授業料値上げについて

          奨学金バンクは寄付も募集しています

          今日は奨学金の情報発信というよりは、奨学金バンクについてお話ししたいと思っています。 奨学金バンクでは皆様からの寄付も募集しています。 既に法人様、個人様からも寄付を頂いておりますが、この寄付は、実際に奨学金を返済している方々の返済金の一部として割り当てて、日本学生支援機構に100%払っていきます。 多くの方々から寄付を頂ければ、我々のプラットフォームを通じて奨学金返済をしている人たちの返済期間がどんどん伸びるという仕組みになっておりますので、寄付に興味のある方はぜひお問い

          奨学金バンクは寄付も募集しています