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バイトを辞めました。withうつ病を目指す

こんにちは。一之下正衛門です。
本日、アルバイトを辞めました。

理由はいくつかありますが、一番の理由はうつ病の悪化です。
前回の記事でサウナでうつが和らいだと言っておいてすぐこのザマなので、バツが悪い感じがあるのですが、実のところ

「もう無理絶対働けない!無理無理カタツムリ!」

みたいな状態まではいってません(新卒1年で会社やめた時とその後転職して1年でうどん屋やめた時はなってた)。

ここ数日、段々と頭の回転が遅くなるというか、脳のメモリが減っているというか、とにかくアルバイトにおける自分のパフォーマンスが著しく低下しました。

一応お店が求める水準の仕事はできていたのですが、僕が以前、
「飲食店を自分でやりたいんす」
と打ち明けた先輩の社員さんが、日々僕の成長のためにくれるクエスト的な仕事までは手が回らなくなっていた状態です。

なのでその先輩に
「すんません、うつ病きつくなってきたんで、しばらくクエスト無しで普通のバイトモードでやらせてください」
とお願いすればもしかすると、まだしばらくは働けていたのかもしれません(それでもそのうち音をあげていたとは思う)。

ですが、今の職場には自分の精神疾患について一切打ち明けていませんでした。
やたらうつ病のことを記事にしている僕ですが、リアルでうつ病をカミングアウトするのはやっぱり恥ずかしいのです。

そしてうつ病を隠している相手にパフォーマンスが下がっている状態を見られるのもまた、キツいものがあります。
これは多分、純粋な羞恥心というよりは僕の虚栄心のせいもあるので、それを理由に

「体調悪いんで今日付で辞めさせてください。はいこれ先週もらった適応障害の診断書の写真。制服は体調落ち着いたら返しに行かせてください。迷惑かけてすまーん!!」

とマネージャーにLINEを送って、割と一方的にバイトを辞めたのは社会的にはあんまりよろしくないことかと思います(流石に実際の文面はもっと丁寧ですが)。

よろしくないとか言っちゃったんですけど、もし読者諸氏の中に、僕みたいに医師の診断書を盾にその日付で仕事を辞めようとしている方がいらっしゃったら、そのまま辞めちゃったほうがいいと思います。
社会的良し悪しは置いといて、自分の身が大事なので(ただ一般的にうつ病のときは重要な決断はしないほうがいいということになってる)。

改めて、うつ病に完治はないのだなと思い知りました。
以前見た精神科医YouTuberの方の動画で、うつ病はある程度定期的に落ち込むもので、その周期を長くしたり、落ち込み方を軽いものにしていくのがうつ病の治療だと言っていたのを思い出してなるほどなあと思いました。

でもこれ(定期的に仕事のパフォーマンスが下がって休養が必要になること)って、自営業で飲食店やる上でかなり致命的な気がします。
どうしよっかな〜

ひとまず一度、開業のことは置いておいて(諦めはしないけども)、自分の機嫌をとって回復し、収入を得られるようにならなければなりません。
何せ家賃も食費も光熱費も払わねばならんわけですから。

お店の開業資金として貯金が60万円ほどありますが、もちろんこれは極力減らしたくないので、なるべく早い回復が望ましいです。

もしくは、回復せずともできるような比較的負担の少ない仕事を見つけるという手段もあります。

正直なところ、今まで僕は自分のうつ病を心のどこかで完全には認められていませんでした。

心理検査でも重度鬱とされ、光トポグラフィー検査とかいう脳波を測る検査でも強い抑うつ状態と出ているので、もちろん自分がうつだと理解はしていたのですが、心がうつ病をアイデンティファイしきれていないところがありました。

なので僕は、うつ病の人が受けられるような行政的なサポートや、精神障害者向けの就労支援を利用することができませんでした。
診断書を出してもらって具体的に病名を決めてもらうことも避けてきました。

しかしもう、ここまで尻に火がつくとうつ病を治すとか認めないとかどうのこうの言っている場合ではなく、うつ病前提でしっかりとライフプランを練り直す必要がありそうです。
そこに開業を組み込めればなおよし、です。

そういう意味では今回、適応障害の診断書をもらってそれを見せて退職したというのはステップアップと言えなくもないかもしれません。この言い分は苦しいか。

今後はひとまず休養をとりつつYouTubeの活動も少しずつやっていきながら、自分のうつ病に合わせた働き方を模索していこうと思います。

頭は痛いし「死にたい」とか「死ね」という言葉が頭に無限に浮かんでくるのは苦しいですが、一番ひどかった時のことを思うと、かなり将来のことを前向きに考えられている気がします。

とりあえず、サウナ行っちゃおっかな。
ご清覧ありがとうございました。

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