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働き方(翔泳社の福祉の本)

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翔泳社の福祉の本が扱う「働き方」や「資格」をテーマにした記事を収納しています。
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#働き方

コロナ禍で考え直した故郷とのつながり

昨年末は感染状況が比較的落ち着いており、久しぶりに地元で年越しをしたという方も多いのではないでしょうか。 私も実家(北海道根室市)での年越しを楽しみにしていた一人です。しかし、両親が高齢であり、2回目のワクチン接種から半年以上が経過していたことから、万が一のことを考えて帰省を断念しました。 ああ、帰りたかった。2年ぶりに両親や友達にも会いたかったし、花咲ガニ、めんめ(のどぐろに似たとても脂がのった高級魚です!)も食べたかった。丹頂鶴やオジロワシの写真も撮りに行きたかった…

2022年に保育士を目指す人へ、翔泳社の「売上No.1」テキスト&問題集

2022年に実施予定の保育士試験に向けた参考書、『福祉教科書 保育士 完全合格テキスト』(翔泳社)のシリーズが発売中です。 保育の現場や養成の最前線で活躍する執筆陣による本シリーズは2021年度版において売上No.1(*)となっています。 要点を押さえて全範囲を解説した「テキスト」、詳しい解説つきの「問題集」、そして手軽に知識チェックができる「一問一答」が揃っていますので、保育士試験の合格に近づく参考書として活用ください。 *『福祉教科書 保育士 完全合格テキスト 上・

春から新しい仕事を始めるのが不安な人へ~異動でキャリアを諦めかけた編集者が振り返る

もうすぐ4月、春ですね~。 春は、新入社員が入社してきたり、異動したり出向先なども変わったりなど、あれこれ新しいことが始まる季節です。中には転職される方も多いでしょう。初めての職場、ドキドキしながらその日を迎える方も多いのではと思います。 一方でコロナ禍によって、仕事を辞めざるをえなくなり新天地に転職したり、あるいは思いもよらない部署に異動になったりした人もいるのではないでしょうか。最初はうまくいかないこともあるかもしれません。不安になるのは当然です。 書籍編集をしてい

発達障害の人が苦手な予定や時間の管理は、スケジュール帳で解決する

会議の予定があるのに気づいたら約束の時間を過ぎている。 締切が迫っているのについ趣味に夢中になって作業に取りかかれない。 職場でこうした行動を繰り返していると、「仕事ができない」「サボっている」など、上司や同僚から悪い評価を下されてしまいます。性格の問題と片付けられることも多いのですが、実は「発達障害」が原因であることも少なくありません。 発達障害は一般にADHD(注意欠陥・多動性障害)とASD(自閉スペクトラム症)に分類されます。ADHDとASD、どちらの場合でもスケジ

5年後のゴールより目の前の目標を 働く女性の力を引き出すマネジメント

皆さんの職場で働く女性スタッフの中には、上昇志向が弱く、仕事への意欲がないように見える方がいるかもしれません。 しかし、それは仕事の優先順位が低いのではなく、いま目の前の仕事を大事にする姿勢の表れだと捉えられます。 スタッフの9割を女性が占めるサマンサタバサで執行役員を10年以上務めてきた世永亜実さんは、一般的に女性は人生でいつ何が起こるか分からないという気持ちを持っているため、想像しづらい数年後の将来よりも少し先の目標に向けて頑張ることが得意だと言います。 リーダーや