マガジンのカバー画像

働き方(翔泳社の福祉の本)

36
翔泳社の福祉の本が扱う「働き方」や「資格」をテーマにした記事を収納しています。
運営しているクリエイター

#公認心理師

公認心理師の受験申込受付は2022年3月7日から! 7月の試験に備える最新版対策テキストを紹介

保健医療、福祉、教育などの分野で人々の心の健康を支え、相談に応じて援助する国家資格の職業、「公認心理師」。 2022年7月に実施される第5回試験について、1月25日(火)から「受験の手引」の請求受付が始まりました(デジタル版はこちら)。 受験の申し込み期間は3月7日(月)から4月6日(水)までの1か月間。試験日は7月17日(日)ですので、「受験の手引」請求開始から約半年後となっています。集中的に勉強時間を設けて試験に備えたいところです。 気をつけたいのは受験資格。現在8

「公認心理師」試験の重要ポイントを効率よく学べる! おすすめの翔泳社参考書【2021年版】

学習範囲が広く、どのように勉強を進めればいいのか難しいと言われるのが公認心理師の資格試験です。 2017年に国家資格として誕生した公認心理師は、心理学に関する確かな専門知識をもって保健医療や福祉、教育の支援・援助を行う職種。日本でも心の健康問題が多様化しているいま、必要不可欠な存在となっています。 翔泳社では資格取得を目指す方のために、試験勉強に役立つ参考書シリーズを2020年から刊行してきました。今回は2021年の試験に対応したテキストと問題集を紹介します。 心理教科

職場のパワハラ対策、公認心理師が押さえておくべきポイントは?

年々パワハラに関する問題が表面化し、目につく事例が増えています。しかし、加害者にパワハラの自覚がない、被害者が泣き寝入りしてしまうケースがあるなど、職場において必ずしも充分な対策がなされているとは言えません。 職場は役職や経験年数が異なる人が多様に働いている集団です。ハラスメントが起こりやすい構造をしているため、ハラスメント対策を組織が行なうことは非常に重要です。 そんな中、6月にパワーハラスメント防止法(労働施策総合推進法の改正)が施行され、大企業ではすべての事業主が対

メンタルヘルスを守る存在、国家資格「公認心理師」の役割とは?

現代人にとって心の健康は一大関心事ですが、ストレスは環境に左右されるなど自分だけではどうにもならない部分もあります。鬱病やパニック障害などを突然発症して悩んでしまうことも珍しいことではありません。 そんなときに頼りたいのがカウンセリングや心理療法。これまでその技能をチェックする資格は民間のものが主流でしたが、2017年に心理職として初めての国家資格である公認心理師が誕生しました。 公認心理師法第1条には「国民の心の健康の保持増進に寄与することを目的とする」とあり、その役割