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働き方(翔泳社の福祉の本)

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翔泳社の福祉の本が扱う「働き方」や「資格」をテーマにした記事を収納しています。
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2023年12月の記事一覧

認知症の当事者と「読みやすさ」を試行錯誤した本が完成するまで

「家族や支援者向けの認知症の書籍は多いけど、当事者向けのものが少ない……」 そこから企画したのが、2023年12月20日刊行の書籍『本人と支援者が教える!認知症になったあとも「ひとり暮らし・仕事」を続ける方法』です。 著者は、認知症当事者のかもしたまことさんと、若年性認知症支援コーディネーターの来島みのりさん。本書を制作するにあたって、編集の私と著者2名で「どのような内容にしたら当事者が読みやすい本になるか」を何度も話し合って考えました! 今回は、話し合った内容や、本の

令和型の管理職、どんなコミュニケーションがNG?

今の職場は昭和、平成、令和の価値観が混じり合い、自分がどのようなマネジメントやコミュニケーションを望ましいと思っているか、上司も部下も一致しづらいことが大きな課題となっています。 例えば、上司が現代ではハラスメントに分類されるような言動を適切なコミュニケーションだと考えていたら、20代の部下は心身に不調をきたしたり、嫌気が差して転職したりするかもしれません。 そうした事態を防ぐには、令和の時代にふさわしいマネジメントとコミュニケーションが必要です。その前提として重要なこと