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相談してみました

今回は初めて産業保健総合支援センターを利用したお話。
相談テーマは「治療と仕事の両立支援」です。

背景

先日の職場改善アンケートで従業員に「治療と仕事の両立支援で会社に期待すること」を聞いたところ「規定の整備」や「休暇制度」などの回答が多く上がりました。
なかなかすぐには「休暇を増やします!」というのは難しいもので、「治療と仕事の両立支援規定」の整備の検討を始めました。

今までも病気やケガで休職され、復帰された方はいらっしゃいますが、「両立規定」というものはなかったので0からの検討となります。

情報収集~ポータルサイト~

私たちはまず、治療と仕事の両立支援とは何かを知るために厚生労働省の「治療と仕事の両立支援ナビ」をみました。
この中の両立支援ガイドを読み、どのような流れで行うのかをざっくりと把握した後、2022年度 両立支援シンポジウム / セミナーの動画を見て、他社の事例や取り組みを勉強させていただきました。

相談~さんぽセンター~

どういうことが必要なのかをある程度把握した後、どこか相談に乗ってくれるところがないかと調べたところ山梨県では「山梨産業保健総合支援センター」が両立支援の相談に乗ってくれるということを知り、早速申し込みをしました。
申し込んでから数日でお返事を頂き、翌週には訪問していただくというとてもスピーディーな対応に感謝しています。

当日、2時間ほど概要、何から取り組むべきか、どのように進めていくのが良いのか、山梨県ではどのような取り組みが多いのか、じっくりとご説明していただくことができ、支援に向けた道筋がだいぶ見えてきました。

その後、両立支援ガイドや頂いた資料を参考にまずは担当者が使える「マニュアル」を作ってみようということで作成をしているというのが進捗状況です。

利用してみての感想

「治療と仕事の両立支援に取り組もう!」と決めてから1か月弱、正直ここまで早く進めることができるとは思いませんでした。
今まで産業保健総合支援センターの利用は研修のみでしたが、これからも相談させていただきたいです。
各都道府県にセンターの設置はあり、両立支援以外にも相談に乗ってくださるようなので、ぜひお困りの方は利用してみてはいかがでしょうか。

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