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【2021年版】#読売書法会 とは?【#読売書法展 についても紹介!】

■読売書法会とは?

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読売書法会については、ホームページにこのように記されています。

読売新聞社は1984年、読売書法会を創立し、第1回「読売書法展」を開催しました。本展は、古典、伝統の書を中心とする厳格な1人1点主義の公募展で、漢字・かな・篆刻の3部門で出発。1995年に漢字とかな混じり書きの調和体部門が加わりました。発足当時の書道人口1500万人。書は大変底辺の広い分野として知られ、これをさらに振興、発展させたいとの趣旨から、厳正審査による質の向上を図る狙いでスタートしたものです。

 当時、読売新聞社社長の故小林與三次と書家の西川寧、柳田泰雲の呼びかけで、漢字、かな、篆刻の書壇指導者が結集して、第1回の書法展開催にこぎつけました。創立に尽力した当時の幹部には、漢字の青山杉雨、上條信山、小暮青風、廣津雲仙、殿村藍田、村上三島ら、かなの日比野五鳳、桑田笹舟、今関脩竹、宮本竹逕、杉岡華邨ら、篆刻の小林斗盦、梅舒適、吉野松石らがいました。

 第1回読売書法展の応募数は、漢字・かな・篆刻3部門計で約1万3700点。展覧会は東京、関西、九州の3会場でした。現在では、4部門(漢字・かな・篆刻・調和体)8会場(東京、関西、九州、中部、中国、四国、東北、北海道)で開催しており、第20回展を機に掲げた開催理念「本格の輝き」のもと、現在では2万3000点を超える国内最大規模の公募展に成長しました。

 読売書法展のほかにも、米国、イタリア等を巡回した「日本書法巨匠展」(1984~85年)をはじめ、10周年記念の「西川寧展」(1993年)、15周年記念の「日中書法名品展」(1998年)など、"古典・伝統の書"に関する企画を次々と行っています。また、関係する書道団体の各種事業を後援するなど、書芸術の発展に向けて幅広い活動を展開しています。(文中敬称略)

出典:https://yomiuri-shohokai.com/outline.html

■読売書法会の事務局はどこ?

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書法展全般と東京展・東北展・中部展・北海道展に関しては、読売新聞東京本社にある読売書法会事務局。

関西展・中国展・四国展に関しての事務局は、読売新聞大阪本社にある読売書法会大阪事務局。

九州展に関しての事務局は読売新聞西部本社にある読売書法会西部事務局となっています。郵便番号や住所などについては、以下のリンクより確認することができます。

■読売書法展の入選レベルはどれくらい?

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第36回読売書法展の応募総数は1万4972人(1人1点)。そのうち、公募で入選された人数が6592人。秀逸を受賞された人数が1378人。特選を受賞された人数が319人となっています。

これらを踏まえて計算をすると、およそ55%が入賞・入選することになります。毎年の傾向から見ても、5~6割の確率といえるでしょう。

■読売書法展の締め切りはいつ?

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読売書法展の締め切りに関しては、明確な期日は書かれていません。出品をするには、指定の表具店へ連絡をし搬入時期に間に合うようにするか、(株)川端商会に連絡をする(指定表具店を通さない場合)ことで手続きができるようです。

▽出品希望者は指定表具店へ連絡の上、作品、出品票、出品料を搬入期日に間に合うよう手続きする。
(表装、搬入、搬出、返却などに要する経費についても申込表具店に確認のこと)
▽指定表具店を通さずに表装・出品する場合は、5月22日までに下記に連絡し所定の手続きを行う。
(株)川端商会 〒124‐0006 東京都葛飾区堀切2-16-2 TEL:03-3691-3200

出典:https://yomiuri-shohokai.com/shohoten_provision.html

■読売書法展の審査結果はいつ頃わかる?

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第37回読売書法展では、8月16日に受賞者発表がホームページにて更新されています。

最終審査が8月1日に行われており、前回の読売書法展の最終審査でも同じ8月1日に行われています。このことから、最終審査が8月初旬に、受賞者発表がされるのは8月中旬ごろとみてよいでしょう。

■第37回読売書法展(2021年)の入賞者を紹介!

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第37回読売書法展の受賞者は以下のようになっています。

最高賞の読売大賞には、かな部門の塚田俊可さん(74)(愛知県長久手市)が選ばれました。読売準大賞には、漢字部門の尾﨑之搨(66)(埼玉県狭山市)、梶山盛涛(65)(愛知県名古屋市)、雲山一弦(63)(滋賀県甲賀市)、重本天空(71)(広島県呉市)、宮本耕成(58)(東京都武蔵野市)、かな部門の谷口成孝(42)(東京都文京区)、篆刻部門の柳澤玉暎(64)(埼玉県三芳町)、調和体部門の伊場英白(67)(千葉県富里市)、馬場紀行(61)(愛知県名古屋市)の各氏が選ばれました。

出典:https://yomiuri-shohokai.com/

また、今回(2021年)の各賞の点数はこのようになっています。

「読売大賞」(理事対象) 1点
「読売準大賞」(理事対象) 9点
「読売新聞社賞」(幹事対象) 54点
「読売俊英賞」(幹事対象) 116点
「読売奨励賞」(評議員対象) 171点
「特選」(公募・会友対象) 281点
「秀逸」(公募・会友対象) 1216点

出典:https://yomiuri-shohokai.com/

以下のリンクでは、読売大賞・読売準大賞を受賞した作品が掲載されています。

読売新聞社賞(幹事対象)受賞者リストはコチラ
読売俊英賞(幹事対象) 受賞者リストはコチラ
読売奨励賞(評議員対象) 受賞者リストはコチラ
特選(公募・会友対象) 受賞者リストはコチラ
秀逸・会友出品・入選(公募・会友対象) 受賞者リストはコチラ

■読売書法会系の教室を探してみよう!

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読売書法会に所属されている先生方の教室は以下のリンクから調べることができます。自分の住んでいる地域を検索することで身近な場所にあることも!

■おわりに

読売書法会(読売書法展)についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。読売書法会のホームページでは、「わが古典」や「動画」など、勉強になるものもあります。是非チェックしてみてください。


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