トレーナーのやるべきこと

今回は初めてトレーナーとしての自分自身が感じたことについて書いていこうと思います。
私は今、スポーツジムでパーソナルトレーニングを行っています。
ジムのオプションで二か月間パーソナルトレーニングというものがあります。このオプションの内容を簡単に説明すると、週2回のパーソナルを受講していただくものです。
最近、新規で二か月のオプションを購入された方が私のところに来ました。しかし、お客さんの希望する曜日が、私が出勤していない曜日であったため、私と社員の方で交互に行うことになりました。
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お客さんの希望はダイエットをしていきたいとおっしゃっていました。しかし、まずお客さんを見た時に、自分が思ったことは姿勢が歪んでいて、このまま運動したら、どこかしらの代償動作を伴ってしまうと思いました。評価をしてみると、やはり骨盤の左右差・前傾、円背(簡単に説明すると姿勢が歪んでいた)が出て、不定愁訴(肩こり、腰痛)がありました。
私はまず、お客さんに姿勢が悪いことのデメリットを伝え、姿勢、肩こりと腰痛を治したい!と言われたので、そこを改善するトレーニングから始めました。
一方、社員の方はお客さんの希望通りに、筋トレ・有酸素運動を行っていたようです。
そのことを聞いた時に、私は面白いなと思いました。
別に社員の方をバカにしているわけではない。社員の方から色々教えていただいてお世話になっているし、尊敬の念も抱いている。
同じトレーナーなのに、トレーニングのメニューが違うことが面白い。
目的はどちらもお客さんに喜んでもらうことである。しかし、フォーカスしていることが、これからであるのか、今であるのかの違いだけである。
姿勢が治れば、これからの人生が楽になるし、肩こりや腰痛を治すために整骨院などの治療費がなくなる。
ダイエットができれば、見た目が変わるし、自分に自信がつく。
どちらもお客さんが喜ぶことである。実際に今は、姿勢が少しずつ治りつつあり、肩こりと腰痛はだいぶ楽になり、お客さんはうれしそうに私に報告してくれた。そして、体重も順調に減ってきている。

長々となってしまったが、結論をいうとトレーナーの行うことはお客さんに喜んでもらうことである。間違っても、自分の知っている知識の押し付けだけにはしないでほしい。しっかりとお客さんの要望に沿うようにして行ってほしい。

今の二人体制のパーソナルは面白い。2つのアプローチでお客さんを2回も満足させているから!!この制度が普及していったら、どうなるのか楽しみです。

何かご意見がありましたら、コメントにてお待ちしております。


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