育成と研究と営業のはなし

この業界、育成と営業は切っても切れない関係かと思う。商品としてのタレントが育っていなければクライアントに満足のいく営業かけられなかったり、そもそもできる奴がいなければ営業にいってもサンプル聞いてもらえないだったりもあると思うし。

養成所やら、事務所やらを構えようとした時に育成と営業を混同してしまうと大変な目に合うのではないだろうか。
教える側はどうしたって成長に目が行きがちになるし、営業する側は商品価値でタレントを見るからだ。もちろんベースにあるのは人なのでよい人間関係が築けていればそれにこしたことはないのだが。

VORPALという研究所をたちあげて、それ用の場所も借り、研究や表現が好きだという者もそれなりにでてきた。あと何年かすれば業界で活躍するような者も現れるかもしれない。

だが、あくまでVORPALは研究機関としてありたいな…と。師匠が賢プロさんに所属しながらパフォーミング・アート・センターを作り最終的にはオフィスPACができたみたいに…はならないのではないかなーと。

そのへんは難しいんだよなー。ひとりでも多く世に出したいなら売ればいい。でもそこには育成との乖離がある。農家が直売所やったりはするけども大口の取引はやっぱりバイヤーが絡んでくる。これは個人的な感想含めだから考えすぎなところがあるんだけれど、どこまでトレーニングしたら人前に出せるか…的なことも絡んでくると思う。

自信の持てるところまで育てないと世に出せないってなると、いよいよディストピア感増すので、各人の責任や事務所さんのもとどんどん世の中にはでていって欲しいなぁとは思うのよね。世に出しても恥ずかしくない考え方やツールは渡す。あとはどう使うかだ!みたいなね。

やっぱり外から評価されないと進まないなぁってことでもあるから、今後は外の評価聞くためのアクションってのも必要になるのかもねぇ。

したらば、事務所…いや、そんなに器用じゃないが先にくるわな。やったとしても、お披露目会だろうさって感じはしてる。

いずれにしても悩ましいことではあるわねい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?