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震災の日に思うこと

みなさん、はじまして。しょうちゃんといいます☺️

普段はtwitterでHSS型HSPである自分の内面を優しい言葉でお話しています。

今日は東日本大震災から10年でもあるので、普段からみなさんにお伝えしたいと思っていることをお話します。


私は郷土史家になることを目指しており、特に川と人の関わりを重点的なテーマとしています。たまーにtwitterで好きな研究があるってお話していますが、川の歴史を主にやっています。

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川の歴史を勉強して1番思うのが、昔(といってもつい4~50年前まで)は日常的に川が氾濫して被害を被っていたことなんですね。

現在でも確かに毎年のように豪雨被害は起きていますが、東京や大阪などの大都市で洪水が起こっていることはないでしょう。山間の小さな集落が土砂崩れに巻き込まれて可哀想と思うことが多いのではないでしょうか?

それでは東京や大阪のような都市は洪水に遭いにくいのでしょうか?




いや違います。先人たちが治水工事を行ってきたから洪水の被害がないのです。

かつては大都市を流れる川もたびたび氾濫していましたし、数年に1度は人口密集地域に被害を及ぼしていたのです。

有名なものだけでも明治43年水害や、カスリーン台風、伊勢湾台風などあります。

こうした被害を受け、人々は土手を作り遊水池を整備し、山にダムを築くなどして対策を施してきたのです。


ですから私たちの生活はこうした先人たちの治水対策によって守られているということになります。


私はこうした川にまつわる歴史をお伝えして、私たちの生活がいかにして守られているかを感じてほしいのです。


私は【震災があった可哀想な東北の被災者、それを支えてあげる都市】という見方に非常に疑問を抱きます。

私たちの都市もかつては甚大な洪水被害にあった被災者であり、その戦いはまだまだ続いていきます。

一方的な【善意】というより、自分も辛い思いをしたからわかる【共感】で被災者に向き合いたいと思います。


そんな共感の気持ちを理解するために、私は研究を続けるのです。


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