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まおいの食育⑧ タンパク質のお話し


⑦では主に穀類の確保についてお話ししましたが、ここではタンパク質の確保についてお話します。

鶏のエサのタンパク質として、主に動物性と植物性のタンパク質をバランスよくあげています。


植物性のタンパク質は、長沼といえば「大豆」です。

畑で穫れた大豆や、近隣の野菜直売所に売っている大豆、頂き物の大豆などを「きな粉」してあげています。

ちなみに、この「きな粉」は料理店の定番メニューになりつつあり、小学校1年生の子でも、誰の手も借りず一人で完成させることができるくらいです。


動物性のタンパク質は煮干しを粉状にした魚粉をあげています。

ここで「まおいご飯」についてお話します。

まおいご飯とは、学校の活動を支えるNPO法人まおい学びのさと(以下NPO)が中心となって、地元の食材を使った料理を学校の子どもたちやスタッフに提供しているものです。


現在週二回の提供ではありますが、地産地消・安全安心、そしておいしい料理を提供いただいております。

中でも、メノビレッジ産の5分付きのご飯は格別です。

調理や配膳に保護者やNPOのメンバーが入っているので、普段の子どもたちや学校の様子もみることができる素晴らしい取り組みだと思っています。


話がそれましたが、まおいご飯で出されるお味噌汁の出汁で使われた煮干しをいただいて、エサ係が魚粉にしています。


その他にもまおいご飯で出たくず野菜も捨てないで毎回バケツに入れていただいて、鶏のエサとしてあげています。

子どもたちは鶏が食べられない食べ物を調べて、NPOのまおいご飯チームにオーダーしています。


なるべくごみを出さないサスティナブルな取り組みとして、いい環境教育になっています。

まおいご飯以外の残飯以外にも地元スーパーのGrove さん
https://www.instagram.com/freshingrove?igsh=MXRlb3k0MjQ4MmphNA==

から廃棄するアラや野菜クズをいただいていて、地域との繋がりも鶏を通してさらに深まっています。


続く…

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