なでしこに思う(2)

なでしこに思う(2)として、思うところの続き。
中国戦が終わり選手個々の試合への向かい方、気持ちの持ち方がいろいろと書かれている。また、10番の選手のコメントもクローズアップされている。
振り返ってみるに、W杯での快進撃からの優勝に至るまでは、その予選においてどの選手もが、なでしこリーグを見にきてくださいと言っていたと記憶している。勝つことで女子サッカーを注目してくれて、スタジアムに足を運んでくれると信じて戦っていたと思うし、試合に勝つことの先に自分たちの足元の生活にも影響があると感じていたはず。結果、W杯での優勝は、なでしこを時の人にした。間違いなく勝つことで大きなものを勝ち得た。
今それが無いとは言わない。高槻チームの去就には、選手の気持ちがいかばかりかと案じていたし、観客席の様子を選手も感じていたと思う。
じゃあそこで、これまでのように気持ちがあったのか。澤さんもそのあたりに言い及んでいたのだと。
内に秘めたる闘志は要らない。
ほとばしるほどの闘志、気持ちが欲しい。
ゴールマウスが遠いのではない、気持ちが遠いんだと思う。
よく言われる事だが、泥臭いゴールが見たかった。窮地を脱するなら。
五輪予選、残りの試合でどれだけほとばしれるか。見ておきたい。
それと、なでしこリーグを見放さないで応援してほしいと、だれか言うだろうか。
負けられない試合だったのに残念、、、、もうそれはいいです。
(しょうじ)