week6［スキル取得方法］

石の上に三年もいるな。

希少価値はアドワンスキルで数百倍になる。
人も企業も、「価値のあるもの」にお金を払う。
例えば、保育士。保育士は人材不足と騒がれているが、給料は低い。
保育士免許保有者は日本国内で１２０万人。つまり日本の人口１００人に１人が保育士免許を持っている計算になる。だが現実には、４３万人しか働いていない。
なぜ働かない？それは給料が安いから。
ではなぜ給料が低い？それは保育士の仕事自体に希少価値が低いから。
日本の保育士の平均月収はおおよそ１６〜１８万円。竹花の自宅の近くのインターナショナルスクールの保育園で働く保育士は月収５０万円。なぜ同じ保育士なのにここまで違いが出るのか。

１００×１００の法則
保育士も美容師も、なぜか皆その業界での勉強しかしない。その職業でのスキルしか上げようとしない。そうすると自分の価値はなかなか上がっていかない。その他大勢の保育士、美容師に紛れてしまう。
インターナショナルスクールの保育士は何が違うか。
それは英語と中国語が話せること。
保育士の人材は１００人に１人の人材。
英語が話せる人材が１００人に１人の人材。
中国語が話せる人材が１００人に１人の人材。
こう仮定すると、
１００（保育士）×１００（英語）×１００（中国語）
＝１００万人に１人の希少価値の人材だと言える。
優秀な人は自分がやっている事以外に幅広いスキルを必ず持ち合わせている。（エンジニアのスティーブジョブスがピクサーでデザインスキルを学んだり）
日本の「職人肌」というのはビジネスにおいてとても不利な考え方である。
自分がやっている仕事のスキルを伸ばすことを考えるのではなく、掛け算の項目を増やすことを意識する。全く違う分野のスキルを数多く付けることで自分の希少価値を上げることに繋がる。

本を読むのは１００％非効率。インプットは非生産時間に徹底すべし。
アマゾンオーディブルで本を１.７５倍で聞く。
ニュースピックのコメント閲覧を見る。

インプット×アウトプット＝インプット

本は読んで終わりではない。読んで学んだものを人に話したり、動画にしたり、記事にしたり、アウトプットすることで初めて本当の意味で自分の中へインプットしたことになる。