あら捜しは簡単だし、気持ちいい
ビッグモーターで「環境整備」という名の「嫁をイビる姑ごっこ」が盛んに行われていたようですが、あら捜しというものは簡単で、非常に気持ちのいいものです。
私は以前、飛び込み営業の会社に勤めていて、成果が出ていないときはよく詰められていました。
「50件飛び込んで成果がないなら100件飛び込めよ」とか「断られても粘るのが営業だろ!」「一軒一軒全力で飛び込め」という感じで詰められるわけです。
もちろん、いいアドバイスや的確な指示もたまにはありますが、本質的で有益な言葉ってそんなにたくさんないですし、詰めるほうが楽なのでどんどんそっちに流れていきます。
言うことなくなったら「どうやったらいいか自分の頭で考えてみろ!」とかそれっぽいことを言ってればいいんです。
多分ですが、ビッグモーターの経営陣もはじめは普通のマネジメントをしようとしていたんじゃないでしょうか。
でも結局、本物の指導って時間もかかるし、即効性もないので、詰めてマウント取って気持ちよくなる方が簡単で気持ちいいので、そっちにシフトしちゃったってことなのかもしれません。
無茶な目標立てて「やれ」「なんで出来ないんだ」
誰でもできて、気持ちいいもんです。
長期的な育成を考えずに、短期で結果を出そうとすれば精神論やら正論でバシバシ叩いて発破をかけるのが最適になるんでしょう、ストレス解消にもなりますし。
結論:そんな人間に私はなりたくない
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