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クレームはつける側のコストの方が低い。

一般的に、クレームはつける方が簡単です。もし、クレームが妥当なものでなくてもお客様の立場で許されてしまいます(度を超えていたり、法に触れていない場合は除く)
 そのため、クレームを入れるという行為を行う心理的ハードルが低くなっています。ネットでも炎上させるべく薪をくべる人がたくさんいますが、燃えてしまっても自分にリスクがないため、安易に行為に及びます。

 自営業をしていくうえでクレーマーは避けて通れません。クレーマーにクレームを入れさせない「絶対の方法」はありませんが、少しでもクレーマーを委縮させる方法を考えていかなければならないと思います。

 例えば、「クレームを入れると反撃される」「自身の行動言動が記録されている」これらが抑止力になると思います。
 たとえば、とあるお弁当屋さんでは24時間店内の様子をネットに生中継しています。先日も店内で泥酔した若者が暴れるトラブルがありましたが、トラブル当事者の友人がカメラを意識して暴れる加害者を制止する場面がありました。その後、映像が証拠となり、トラブルは解決しました。
 また、グーグルレビューの不当な低評価に対して、なぜそのような対応になったか、詳らかに説明し反撃している自動車修理工場のクチコミ欄を見て、非常に参考になりました。

 なんにせよ、不当なクレームを付ければそれ以上のコストが掛かるという状態を明示しておくことが最大の自衛になるのではないかと思います。


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