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「潰れそうだから来てください」は最悪のマーケティングだと思う

 ちょっと前の話になりますが、あるツイートがバズってました↓

拡散希望
お客さんが全く来なくて潰れそうです
人気が全く無くて潰れそうです
身の丈にあってないイオンを借りて潰れそうです
日本一入りやすい店を作ったつもりが全く入らず潰れそうです
世界一、人気がないボードゲームカフェスペースです
首の皮一枚です、潰れるは時間の問題です来て下さい。

https://twitter.com/Gamecomics23428/status/1672881471206617088

 で、面白かったのがバズった次の日の来客がゼロだったこと。

 あれだけ熱心な「こうすべき、ああすべき」なコンサル目線リプが大量についていたのに、みんな行かなかったようです。


 つまり、このツイートバズには宣伝広告効果はまったくなかったということです。


 しかも、その後グーグルマイビジネスにネガティブなクチコミをつけられる始末。

 むしろ、このツイートはマイナスの効果しか生まなかったのでは?とすら思います。

 

 個人的な考えですが、お客さんに「来てほしい」とお願いすることは変な上下関係が発生してしまう気がします。
 そして、お客さんが「来てやったぞ」という感覚になって、お店とお客さんが対等になれない、そんな弊害が生まれると思うのです。

 特に、「潰れそうだから来てほしい」という発信は、自分のお店に価値がないと自分で言っているようなもので、「そんな価値のない場に誰が行くねん」としかなり得ません。


 嘘をつくことはダメですが、「うちはいい店です、来る価値あります」と言い続けるほうがいいんじゃないでしょうか。


ブログもやってます↓


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