見出し画像

【調べてみた】自転車屋事業、いくらで売れるんだろう?

 前回、事業の撤退費用についての記事を書きました。今回は事業を売りたい場合を考えてみたいと思います。


 ということで、とりあえず、検索。

まずは実例

地域に根差した県道沿いの自転車店
売上高 0円〜500万円
営業利益 赤字
所在地 埼玉県
従業員数 社員なし
売却希望価格 500万


上記リンクより引用

 誰が買うんだよという条件ではありますが、赤字の自転車屋が500万円で売っていました。誰が買うんだ…。

 上記の案件は、東北ではありますが、たった250万円で年商3000~5000万円の事業を譲渡してもらえるみたいです。
 あまりにも破格な条件で、負債も引き継がないといけないとかそんな悪条件がないと逆に不安になる案件です。

事業売却の際の相場

事業売却の相場として、「修正純資産+営業利益×3~5年」程度で取引される事例が多いようです。 例えば事業売却する際の修正純資産が1億円、毎年の営業利益が1,000万円であれば、事業売却の金額目安として「1億円+1,000万円×3~5年=1億3,000万円~1億5,000万円」と計算することができます。

https://ma-succeed.jp/content/knowledge/post-2155

 事業売却の相場で調べると出てきましたが、自転車屋で考えるとどうなるでしょうか?
 修正純資産がよくわからなかったのですが、資産負債在庫を合計すると私のお店なら多分150万くらい?でしょうか。
 営業利益もどう計算したものかわからなかったので、自転車販売業の平均年収約350万円を参考にします。
 結果、1200万円〜1900万円となりました。営業利益を年収相当で考えるのが良くないのかな?これじゃ売れないでしょう。

 参考にならないので、次は開業に掛かった費用相当で売る場合を考えてみます。

開業費用相当で事業譲渡する

 自転車屋の開業費用を調べてみるとだいたい500万〜1000万円くらいと出てきます。規模にもよりますが、それくらいだろうと私も思います。

 ちなみに、フランチャイズのところでも700万円くらいを想定していました。
 
 売る方は開業に掛かった費用相当を回収できて、買う方は開業するのにかかる費用相当で事業を継承できる、かなりWin-Winに近づいたのではないでしょうか。

まとめ

 あまりにも素人調べでしたが、これから自転車屋の廃業は確実に増えていきます(とくに高齢店主の個人店)
 コネなしで開業するより、そういった廃業予定のお店を事業譲渡してもらうといった開業方法も今後自転車屋を開業したい人たちにとって有効かもしれません。



 参考になりそうなサイトなど↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?