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よしなごと

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思いついたことなどです。つぶやき以上、ブログ記事未満
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2021年10月の記事一覧

本当に大切なことは文章では伝えられない

 中国古典の逸話で、とてもいい話がありました。荘子の中の一節です。 輪扁は、斉の桓公(在位:前685年 - 前643年)が読書をしているところに居合わせ、問答をする。車輪づくりに長じていた輪扁は、実践と感性の重要性をわきまえ、言葉だけでは伝授できない技術があることを知っていた。このことを踏まえて、桓公に対して、「聖人之言」を読んでも昔の人の魂のかす(古人糟魄)しか得られない、自分も車輪を削る加減のコツは言葉では伝えられない、と述べたとされる[1][3]。そこから、言葉や文字

裏紙を使おうと言うやつだいたい無能説

 かなり昔の話ですが、とある会社に注文のFAXを送った後になぜか届いてないという出来事が何度かありました。理由を詳しく聞いてみると、どうやらさまざまな種類の裏紙を使ってファックス受信をしていたため、紙の種類によって詰まるというのが原因だったそうです。  そのため休み明け、詰まった紙をほじくり出して再受信するというバカみたいなことをやっていたようです。  で、これが誰の指示なのかというと、社長の指示だってようでますますあきれました。  社長はお飾りで、たまに何か言ったと思った

目標がなければならない、ということはない

 先日、同業者の方と話す機会がありました。「目標がない」から「モチベーションが湧かない」という話が印象的でした。  経営は安定しており、たまには連休を取れるし、仕事がいやというわけでない。だが、将来の目標がないのが悩みだということでした。  別によくないですか?商売がうまく行っているならそれを維持するだけでも十分な目標なのではないでしょうか。  子供のころから将来の夢を語らされ、就職にあたっては将来のビジョンを聞かれます。「何のために?」「なぜこの仕事を?」  「生活

意識高い系の本にハマる時期があっていい

 ひとの本棚を見るのって楽しいですよね。なんとなくその人となりが本棚を通じて立ち上がってくるような気がします。  先日、読んでおくべきビジネス書100選みたいなツイートがバズっていて、なぜかその後炎上?のような感じになり、最終的にツイ消しという出来事がありました。  たしかに、100選の本は意識高い「系」のビジネス書が8割くらいでしたが、読んでない本にアフィリンク添える類のクソツイートではありませんでした。何となくですが、たぶん、それなりにちゃんと読んで作ったツイートなの

やっぱり勉強するなら書籍でしょ。

 最近、ビジネス系YouTuberとか名乗っている人が増えているようで、何本か動画を見てみました。が、無駄が多いと感じました。  文章にすれば5分で読んで理解できる内容を、だいたい15から20分使って話しています。図やイメージを多用しているならまだしも、精神論的な内容をしゃべっているタイプの動画はかなり苦痛でした。  基本的に書籍は著者、編集者、出版社など様々なプロの手を経て完成します。内容に誤りがあれば社会的な問題になる場合だってあります。  一方、YouTube動画

ココナラで記事を買ってみた

 ココナラというサイトご存知でしょうか。 株式会社ココナラは、東京都渋谷区に本社を置く、Webサービスの開発・運営事業などを行う会社。また、同社が開発・運営している、「知識・スキル・経験」といった得意を売り買いできるスキルマーケットの名称である。  ブログ記事の購入もできるみたいなので「物は試し」と、早速発注しました。  4件5記事、合計4500円(税込み・ココナラへの手数料抜き)をポチっとな。  …。…。  結論から言うと、トレンドアフィサイトの記事みたいなものば