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自転車屋開業マガジン(短い記事)

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自転車屋の開業に役立つ記事を投稿しています。主に短い記事が中心です。
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#自転車屋さん

自転車屋はいまだにチラシが有効なのかもしれない

 完全に地域や客層によるという前置きつきですが、自転車屋はいまだにチラシや新聞折込が有効であると思います。ここでの自転車屋はスポーツ自転車(ロードバイクなど)専門店などではなく、一般車(いわゆるママチャリ)メインに販売する自転車店を想定しています。  自転車屋は地域密着なローカル事業です。自転車はそれなりに大きなサイズの商品であることが一番の要因です。  例えば、パンクした自転車を2キロも3キロも押して持っていくのは大変ですよね。余談ですが、自転車屋が愛想が悪いと言われる

自転車屋はSNSをするべきなのか

 結論から言うと、スポーツ車専門店では有効だと思います。一般車専門の自転車店はやってもやらなくてもどっちでもいいという感じです。  一般車専門店は主婦層、高齢者層が主な顧客になるので、昔ながらの新聞折込とかチラシ配りでも十分な集客が可能です。逆にスポーツ車専門店はこれらでは集客しにくいです。私はいわゆる町の自転車屋ですが、ブログとTwitterをやっています。集客効果はないことはない程度、やってて損はないけど、それだけで十分な集客ができてるとは全く思えないレベルですね。

自転車屋さんの組み立ての話

 「自転車を買うなら専門店で」よく聞く言葉ですが、はたして本当でしょうか?私は長年自転車業界にいますが、この言葉ほど信用ならないものはありません。根拠として…  まず第一に自転車屋さんの腕がピンキリであること。地域に根差して30年!みたいな店の店主が素人レベルのレベルだったりします。逆にチェーン店に勤める若い整備士がすごくいい腕していることもあります。長くやっていれば腕が上がるとは必ずしも言えません。逆も然りです。  次に、自転車の組み立てには時間がかかるということです。

私の目標

 私の将来の目標は なるべく働かないことです。自転車屋を営んでいるのですが、できれば本業以外での収入を増やし、できれば週休2日以上休みが欲しいです。たまに長期休暇も取ったりして。  もちろん、これは20年後ぐらいの話です。それまでは年間300日以上働きます。セミリタイヤみたいなものが流行ってるみたいですど、やっぱり体が続く限りは働き続けたいですよね。  将来的には、店舗付きの住宅を買い、そこに移転しようと思っています。    ブログやSNSを中心に集客を行い一見さんが入って

無料サービスの弊害

 集客のために無料サービスをと考える人は多いと思います。やめましょう。   一番のデメリットはやめたときに現れます。無料サービスだけつまみに来ていた人です。とにかく無料が大好き、とにかくお金を払いたくないという人たちです。 無料サービスのメリットが集客効果ですが、実は長い目で見たらリスクにある人間を呼び寄せてしまっています。  このような人種は「無料サービスがなくなった、残念」ではなく「私の利益を奪われた」と考えます。極端に言うと「損をさせられた」と考えます。  お金を

無料でなにかをしない、工具を貸さない

 工具貸してください、無料で診てください。自転車屋をやっていると必ず言われる言葉です。  人のいい方は思わずいいよって言ってしまいがちですが、ぜったいやめた方がいいです。  貸さない理由は… 工具を壊されると困る、貸した工具で自転車が破損したら困る、法的な問題もある、などです。  詳しくはこちらの記事で解説しています↓  あとは、単純にタダで人に何かさせる、何かを借りる人間は基本的にお金にならないという問題もあります。優良顧客になる可能性もかなり低いです(経験済み)