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自転車屋開業マガジン(短い記事)

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自転車屋の開業に役立つ記事を投稿しています。主に短い記事が中心です。
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2022年12月の記事一覧

自転車屋、倍働いたら倍儲かる訳ではない職種説

いろいろ例外はありますが、自転車屋はビックマネーを稼げる職業ではありません。多店舗展開やチェーン店化など資本家側にまわれば可能ですが、一個人事業主を貫く場合、大金は稼げません。  理由としては、収益の要である修理に時間がかかってしまうからです。たとえばパンク修理1000円としても、一件当たり15分(接客、修理作業、お会計)、一時間当たり4000円の利益です。また、工賃仕事はレバレート6000円くらいです。   じゃあ、高額なスポーツ車を売ればいいじゃんと思われるかもしれません

商圏内に何台自転車があれば自転車屋は成り立つのか?

 まず自転車屋の商圏がどれくらいなんだ?というところから議論がありそうですが、ここでは半径2キロ圏内と設定します。  で、次は上の記事を参考にします。回答者さんの書き込みを引用します↓  個人経営で年商3000万円はないだろう…ということで数字を少し変えていきたいと思います。  私のお店の客単価がちょうど3000円でしたので、客単価はそのまま3000円。一人のお客さんが一年に一回来店すると仮定します。  次に粗利益率。自転車販売中心か、修理中心かで変わってきますが、ここ