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「探すモード」と「集中モード」を駆使して「波」に乗る方法

2つのモードと4つの波

現代社会でのキャリア形成やスキル習得は、
常に変化し続ける海の波のようです。

この変化に対応するためには、
探すモード」と「集中モード」の
二つの異なるアプローチを理解し、
適切に切り替える能力が求められます。

そして、この二つのモードを使い分けることで、
学ぶ」「創造する」「つながる」「収穫する
という4つの波に乗る戦略を展開することができます。

すぐに飛びつかない

近年ではAI・量子コンピュータ・VRなど
続々と新たな科学技術が到来しています。

そんな中、
新たなテクノロジーへの過度の期待によって、
最新のやり方やテクノロジーに
すぐに飛びついて振り回される傾向が確認されます。
これをシャイニーオブジェクトシンドロームshiny object syndrome)症候群と呼びます。

新しいものにすぐ飛びつく傾向は、
究極の短期思考と言えます。

常に新しい興味に目移りしていると、
一つのアイデアに集中して
それを成熟させることが困難になります。

しかし、重要なのは
後から振り返って初めてその重要性に気づく
ことが多いという事実です。

この認識は、「探すモード」と「集中モード」の間で
適切にバランスを取りながら、
自分が今どの段階にいるのか
各フェーズをナビゲートする上で重要です。

1. 学ぶ

キャリアの初期段階では、
知識とスキルの基盤を築くことが重要です。

ここでは「探すモード」が主に活躍します。
新しい情報、知識、技術を積極的に探求し、
自分の分野に関する広範な理解を深めることが求められます。

しかし、この段階だけに留まることは避けるべきです。学んだ知識を実際に生かすためには、次の波へと進む必要があります。

2. 創造する

知識を得た後は、
それを用いて何か新しいものを創造する段階に入ります。

ここで「集中モード」が重要になります。
自分のアイデアこれまで積み上げてきたこと
組み合わせて、実際に形にする段階になります。

そうるすことで、
自分だけの貢献を世の中に示すことができます。

小さなプロジェクトから始めても構わないのです。
大切なのは、自分の内面から湧き出る創造力を形にすることです。

3. つながる

創造の過程で生み出されたものを共有し、
同じ分野の人々やコミュニティとつながることが次のステップです。

ここでも「探すモード」が再び重要になります。
自分の作品やアイデアを通じて、意義のある人間関係を築き、
フィードバックを得ることで、
さらなる成長の機会を掴むことができます。

つながりを深めることで、新たな視野を開き、
自分のキャリアや生き方を豊かにすることができます。

4. 収穫する

最終的には、
これまでの努力の成果を享受する段階に入ります。

「集中モード」を活用して、成果を最大限に活かし、
収穫の時を満喫することができます。

しかし、収穫の時期は永遠に続くわけではありません。
新たな挑戦に向かい、再び学び始めることで、
キャリアの次のサイクルに入る準備をします。

このように、「探すモード」と「集中モード」を駆使し、
4つの「波」に乗ることで、常に成長し続けることができます。

重要なのは、「今自分はどのモードかな?」と
各段階で適切なモードを選択し、
自分自身をリフレッシュさせながら、波の旅を楽しむことです。

このバランスを見つけることができれば、
荒波でも巧みに航海することができるでしょう。


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