ありのまま

これから現れる文字は
いまの僕の心だ。

記録に残すためでもない
思い出に残すこともしない

ただ、モヤモヤしていることを
文字に表すだけだ

感情に流されてるかもしれない
文章が成立していないかもしれない

そんなことはどうだっていい
ストレスや不安の捌け口を
文字にぶつけるだけだから

そんな悩ましい僕なのだ

朝からまぶたが重い
花粉症で目が痒いからか?
それもある
無理に開こうとすると痛む
まぶたに針が刺さったような気分だ

今日は仕事だったが
痛みのせいで仕事どころじゃなかった
気温の寒暖差で身体が
いうこときいてくれない
このまま壊れてしまうのではないか
満身創痍の中で仕事をすることとなった

しかしサボるわけにはいかなかった
提出物や自分の課題を片して
なんとか仕事という仕事はやれた
そんな自分を褒めたい

オレ凄くね?

お金をもらってるんだから
仕事するなんて当たり前のことだけど
今日は本当に仕事どころではなかった
頑張った自分を褒めることで
少しでも前向きになりたくて
だから自分を褒めた

決して自惚れてるわけではない

仕事が終わると
外は闇に侵食されてた
また夜がはじまった

夜がやってくると
これほど窮屈に感じたことはない
真っ直ぐ帰るのを拒否した僕は
帰り道、遠回りしたくなった
僕の気まぐれが発動した
帰り道を変えたって何も変わらない
いつものルートで帰るのが
何か物足りないと感じただけだ

最寄駅に着くと
寄り道せず家路につくだけだ
途中でいくつもの飲食店を通るけど
僕には関係ないことだ
店内をチラリと見ると
お酒を嗜んで楽しくしてる人々
僕には関係ないことだ

家に着くと辺りは真っ暗
誰かが待っていることはない
ただいまと言っても虚しさが残るだけ


今日も僕は独りだ
こんな生活がいつまで続くんだろう
だからと言って
そばにいてほしいとは思わない
だけどそばにいてほしい


めんどくさい人間だ


そういえばいいことがあった

呑み仲間の知り合いの人に会った
食べきれなかったからと言って
焼きそばと炊き込みご飯の
差し入れをくれた

炭水化物ばっかやん!
とツッコミたいところだが
久しぶりに人が作ったご飯は
優しさと暖かみを感じた。
僕は思わず目頭が熱くなった


いいこともあるものだ
冷え切ってた心に温かな風が駆け抜けた

また明日も頑張ろうと思えた

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