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子どもから学ぶ、最強の学習方法

3歳児の息子が最近は数字を一生懸命学習しています。
1歳になる時には歩き方を、2歳になる時には言葉を、そして今は文字です。
彼にとっては全てのことが新鮮で全てのことが学ぶことなのでしょう。
「子どもは吸収力がすごいからなんでも覚える」
みたいなことよく言われていますが、
彼の1日の行動を見ると、吸収力がすごいというだけで片付く問題ではないなと気がつきました。
要するに大人でも同じくらいのスピードで学習できるんじゃないかと言うことです。

我々親からの視点ですとあっという間に歩き、あっという間に言葉を習得しているように感じるのですが、
よくよく考えると
歩くのに数ヶ月かかってますし
一歳後半から学習を始めた日本語もまだまだ完璧ではありません。
いわば
学習開始から一年半経ってもまだ片言での会話で思いを100%他者に伝えられる状態ではないんです。
まず「てにをは」が違う
誰が、何になどの順番が違う
などです
これらは外国人が日本語を学習し始めた時に難しいと感じる部分と言いますので、
日本語のプロである我々が365日24時間付きっきりで指導してこれなので日本語って本当に難しいんだなと改めて感じさせられます。

前置きが少し長くなりました。

子どもの学習方法

インプットとアウトプットの繰り返し

私が子どもから学んだ学習方法とは
難しいことではありません。
単純に

インプットとアウトプットの繰り返し

です。
大人と子どもの学習の違い、覚えるスピードが違うと感じる要因は
インプットとアウトプットをどれだけの量こなしているか
ただそれだけのように思います。

こどもを見ていると
本当に起きている間ずっと勉強しています。
最近は数字の学習をしているので
エレベーターや広告、本の中、テレビの中で
数字が出るたびに
「みてみて!これは、4!」とか言いながら顔色を伺ってきます。
知らない数字が出たり、あまり見ない数字(最近は9など後半の数字)が出てきた時は、「これは何?」と聞いてきます。
もちろん間違っている時もありますが
「それは3だよ」と言うと「3だったか…」と呟き、別のページや別の3を見つけて「パパ見て!3がある!」とすぐさま学んだことをアウトプットしています。
言葉もそうです。
新しく学んだ言葉をすぐ使います。そうしてプロから「それは使い方が違うよ」とか「そう!あってるよ!」というフィードバックを受けてインプットしてまたアウトプットしていってます。
彼らは間違いを恐れません。
とにかく声に出してアウトプットしまくってるのです。
我々大人はいつのまにか間違えることが恥ずかしいと思うようになりました。
たどたどしい英語を話すなんて恥ずかしい。人前で喋るのにもっと完璧にしないと…と
思ってしまうことでなかなかアウトプットできていないのではないでしょうか。

子どもはあっという間に習得できているように感じますが、実際はものすごい量の努力がされています。
我々大人も起きている間中インプットとアウトプットしまくれれば、ものすごいスピードで成長できるのかもしれませんね。

法則性を探す

インプットとアウトプットに近しいものがあるかもしれませんが
子どもが学習する時に
同じか違うか
ということを確認してくることが多々あります。

数字と同時並行でひらがなを学ぼうとしているようですが
同じ形かどうかと言うところから始めています。
「これ(く)とこれ(へ)は一緒やな!」
とよく言われます
「お」と「ほ」
「は」と「ほ」
これらも一緒やな
と確認されます。
私からすると全然違うやんけ
と思うものですが、
知識もなくまっさらだと似ていて難しいのかもしれませんね。
恐らくですが今後
同じと言われたものを全て同じと認識し、
これは「お」と読むのか
と言うふうに学習して
「お」「は」「し」
と別々の読み方を繋げて
「おはし」
と読めるようになっていくんだろうなと思います。
そういえば数字も
同じ数字かどうかめちゃくちゃ確認されてました。

まとめ

こどもの学習にはステップが存在します。
①類似性、法則を探す
②アウトプットしてフィードバックをもらいインプットする。

これを毎日毎時間繰り返すことが大切です。

大人になっても同じようにすればなにかしら学習できるように思いますので

文章を書くのが上手くなりたいのであれば書きまくる。
動画作成がしたいなら下手でもいいから編集しまくる。
思考スピードを上げたいならなんでもいいから深く考えまくる。
言語を習得したいなら、とにかくなんでもその言語で喋ってみる。

今から始めてもどうせ無理だわ
とか
間違ってたら恥ずかしいし
なんて思わず、最強の学習方法をもって
失敗を恐れず
なんでもトライしてみてください。

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