見出し画像

WBC優勝!感動の準決勝・決勝

2023年のWBCは2009年以来14年ぶりに日本の優勝で幕を閉じた。

特に準決勝・決勝は一瞬たりとも目の離せない手に汗握る試合展開だった。この2試合の興奮や感動を残しておきたいと思ったので、印象に残った場面について振り返る。

準決勝

1回表

日本の先発ピッチャーは佐々木朗希。メキシコの1番バッター・アロザレーナは101マイルのストレートで空振り三振。今大会絶好調のメジャーリーガー相手に21歳と若い朗希が力でねじ伏せる姿はとてもかっこよかったし、この試合で彼のスケールの大きさが世界に知られることを想像すると日本人としてとてもワクワクした。

5〜7回

佐々木朗希から山本由伸にスイッチ。4回裏、5回裏、6回裏と日本はいずれもチャンスを作るものの無得点。メキシコ側からすると3イニング連続でピンチを切り抜けたことになるが、野球ではピンチを抑えた後の攻撃で点が入りやすい。そんな中、5回表、6回表、7回表と0に抑えて流れを渡さなかった由伸は本当に素晴らしかった。試合終盤が劇的だっただけに見落とされがちだが、ここで点を取られていたら完全に流れを持っていかれてその後の同点・逆転も厳しかったと思うので、本当に素晴らしいピッチングだった。

7回裏

吉田正尚が同点3ランホームラン。今大会の正尚は本当にいい場面で打ってくれてめちゃくちゃ頼もしい。4,5,6回とチャンスを作りながらも無得点の中、由伸が素晴らしいピッチングでなんとか流れを渡さないよう踏ん張っていた状況。「さすがにこの回点取らないとまずいな…」と思っていたタイミングで、ツーアウトランナー無しから繋いで同点にしたのは本当に素晴らしかった。山本由伸・吉田正尚と投打の柱がいるオリックスはそりゃ強いわ。

9回裏

先頭の大谷翔平が初球を打ってツーベース。ヘルメットを投げ捨てての激走からのセカンドベースで雄叫びを上げてチームを鼓舞する姿はめちゃくちゃかっこよくて泣きそうになった。1点ビハインドだったけれど、大谷のこの姿を見て勝てる予感がしたし、実際これがチームに火をつけてサヨナラに繋がったと思う。

続く吉田正尚は四球。大谷が感情を爆発させてチームを鼓舞したのは対照的に、次の打者の村上を指差して「お前が決めるんだぞ」と言わんばかりの無言のエールは最高にかっこよかった。

ノーアウト一二塁で村上に打席が回る。今日の内容が悪かったので正直交代して欲しいと思っていたがそのまま打席へ。知っての通り最高の結果となった。サヨナラのホームを踏んだ周東は流石の足の速さと打球判断で、出番が少ないながらもここぞの場面で仕事をこなす姿にプロフェッショナルを感じた。

チャンスを作ってそれぞれの方法で味方に託した大谷と吉田、信じて送り出した栗山監督、そして何よりもこの場面で結果を残す村上と、チームで流れを作っての劇的なサヨナラで最高に興奮した。

文字通り手に汗握る展開で最高の試合だった。


決勝

試合前

「憧れるのはやめましょう」

世界一の野球選手である大谷翔平だからこそ言える言葉でめちゃくちゃカッコいい。

2回裏

昨日の勢いそのままに村上の同点ホームラン。去年のシーズンのような完璧な一発だった。試合展開的にも先制された後すぐに追いつけたのが本当に大きかった。

3〜7回

先発今永の後は、戸郷、高橋宏斗、伊藤、大勢と小刻みに継投。自分よりも若い選手がメジャーの強打者相手に怯むことなく真っ向勝負で抑えている姿を見て感動した。NPB的には人材流出を避けたいと思うが、特にピッチャーはメジャーでも通用すると思うので若いうちからどんどん挑戦してほしいなと思う。

ブルペンに向かう大谷翔平。本当に誰もやっていないことを成し遂げていてただただかっこいい。

9回裏

1点差で大谷翔平がマウンドへ。先頭バッターに四球を出すも次のバッターをダブルプレーに打ち取る。嫌な状況から勝利にグッと近づき、近くのお客さんとハイタッチした。

ツーアウトランナー無しで打席にはエンゼルスで大谷とチームメイトで世界最強バッターのトラウト。2006年の夏の甲子園決勝で斎藤佑樹と田中将大が最後に対決したのもそうだが、最初からこうなると決まっていたとしか思えない完璧なマッチアップに興奮した。フルカウントから完璧なスライダーで空振り三振と、絵になる完璧な終わり方で日本の優勝が決まった。

この大会で大谷翔平が野球の神様を擬人化した存在だということを確信した。日本人として彼の全盛期をこの目で見れることが本当に幸せでしかない。


前回日本が優勝した2009年、当時小学5年生で決勝戦の日には先生が特別に教室のテレビをつけてくれたことを今でも覚えている。

あれから14年が経ち25歳になった。朝からスポーツバーでお酒を飲みながら観戦していることや、自分よりも若い選手が多く活躍していることに時の流れを感じる。

ここ最近はChatGPTをはじめとした技術革新で「人の仕事がAIに代替される」という話題もホットだが、今回のWBCでスポーツがもたらす熱狂や感動は絶対に無くならないと確信した。

熱狂、感動、興奮を与えてくれてありがとうございました!

おめでとうございます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?