Casieにおけるマネージャーの羅針盤
メンバーも増えてきたことにより、今年から組織図をバシっと決めた。それぞれのチームが大切にすることを言語化したり、KPIの設定も行った。今までこれらが無かったわけじゃなくて経営陣がフルコミで全チームに入ってPDCAを回してたので全社的にバシっと共有してなかった。
組織図を決定するのに2ヶ月ほど経営陣で議論した。ポイントは誰がマネージャーとして適しているか。いや、適してるというとアセットが十分にあるように聞こえるので言葉を選ばずに言うと「こいつならチームを任せられる!」ってメンバーが誰なのか・・・だ。
マネージャーの羅針盤を整理する
まず行ったのが「そもそもどんな人にチームを任せたいか」を共通認識として言語化することだった。話せば話すほどたくさん出てきたわけだけど、シンプルにまとめると以下3つにまとまった。
■ Casieマネージャー羅針盤
①光る「スキル」を持っているか
②光る「スタンス」を持っているか
③光る「コミットメント」を持っているか
それぞれ補足していくと・・・
①光る「スキル」を持っているか
「スキル」とは技術を示してるが、ベンチャーの場合個人の成長が組織及び会社の成長に比例する場合が多い。シードやアーリーフェーズのベンチャーだと特にそうだ。ちなみに自分の成長が一番組織や会社に影響度が高いことは言うまでもなく認識してるので自我いの念も込めて。
・自分自身のスキルを高めるために積極的に勉強し続ける人
・自分の専門分野外であっても必要であればそのスキル習得に向けて努力できる人
②光る「スタンス」を持っているか
これが一番大切かもしれない。少数精鋭チームは1人ひとりの行動、言動が細部にわたって見える。個人の動き方次第でポジティブにもネガティブにも振れ幅が大きい。
・仲間に良い影響を与える人
・自らの行動で示す人
③光る「コミットメント」を持っているか
最後にコミットメント、これはどの組織にでも共通することだと思う。だけどこれが非常に難しいことであることは知ってる。ぼくはサラリーマン時代2つの一部上場企業で働いたけど、このコミット力を持ってる社員は少なかった。(まぁそれが普通かも)
ベンチャーの場合だとコミットメントがないと正直ツライ。大手企業と比べると当然ながら業務量も多いし待遇も恵まれてるわけじゃない。コミットメントが全てだ!くらいの気持ちが必要。
思うんですよね、人生において大きな夢に向かってチームで団結して仕事をする経験ってそう多くはない。あるとすれば中学、高校時代の部活くらいだろう。会社が大きくなれば組織や事業が細分化されて必然的にコミットメントは減少する。今だからこそ経験できる尊さみたいなものにフルコミットしてみよう。
・Casieが目指す星を共有できている人
・KPI達成に向けた良い姿勢と努力を継続できる人
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