こんな時こそ、オンラインで飲る。

先日の土曜、オンライン飲み会を初めて開いた。
やきうファンとの他愛のない会話は最高のアテだった。
物凄く盛り上がった宴だったので、備忘録としてnoteに残しておきたい。

当初の予定が、大きく変わる寂しさ。

4月4日、土曜日。この日はメットライフドームへ足を運ぶ予定だった。
今季初の関東での公式戦観戦。島内宏明さんのビジターユニフォームを着て、一塁内野席から戦況を眺めることを大変楽しみだった。

しかし、皆さんご存じのようにCOVID-19の感染拡大予防により試合は中止に。併せて、試合後に予定していた祝勝会or残念会の開催も見送りとなった。当然の流れではあるが、手持ち無沙汰モードが更に増してしまった。

そして、当初の予定から大きく変わった事実に対して、ポッカリと心に穴が開いてしまった。この寂しさをなんとか出来ないものだろうか。

このモヤモヤを抱えつつも、考えた結果「オンライン飲み会をやってみっか。」と場を設けることにした。4月2日(木)のことだ。

電光石火のようにセッティングを進める日々。

4月4日(土)にオンライン飲み会を開くことに決め、関東近郊に住むイーグルスファンの友人に声を掛けたのが前々日の2日(木)だったかな。「オンラインだから宮城近郊に住む方々にも声を掛けてみようか…。」とも一瞬思ったが、ここでチキンハートが炸裂し「慣れたら声を掛けてみよう」と一旦保留とした。

声を掛けてみた結果、4-5名程度の参加が決まった。
お、行けそうだ。まずはこの面々でやってみよう。メンツは揃った。

しかし、オンライン飲み会だけあってつまめるものは欲しい。
乾き物はテッパンだけども、揚げ物が欲しいな…串が欲しいな。
考えれば考えるほど、欲が出るのは私の悪いサガだ。

いいアテがないかとインターネット上を徘徊してみた。飲兵衛がこよなく愛するサイト「せんべろnet」のTwitterアカウントにてテイクアウト可能な店がまとめられており、以前呑んだことがある近場・蒲田のレバーランドへ、レバカツ串を買いに行くことにした。

レバカツ串3本と牛すじこんにゃく、だし巻き卵を買ってみた。
ああ、店で呑みたいと思っても今は我慢。お店の方に「落ち着いたら行きますね。」と声を掛け、お店を後にした。

さすが蒲田。レバーランド以外にも盛んにテイクアウトを展開するお店は多かった。当初はレバーランドだけで買い物を済ませるつもりが、やきとんも食べたくなり豚番長へ。

やきとん5本セットもテイクアウト。舞台は整った。

0次会で飲りつつ、環境設定を進める私。

帰宅後、オンライン飲み会の環境設営に早速取り掛かった。
と言いながらも、付けたTVでは「夕焼け酒場」と「町中華で飲ろうぜ」の"酒呑み番組"が流れており、ウーロンハイを呑みながら進めていた。
すでに0次会モードだ。いい感じにほろ酔いだ。
伝道師の茜ちゃん、相変わらずうまそうに呑んでるな…。

今回の飲み会はLINEのビデオ通話を活用した。
最近人気のZOOMを使うか、やれSkypeかと、様々な方法を検討した結果、参加メンバーの普及度が高いLINEで行うことに。

私はPCで参加することにした。
なぜなら、ビデオ通話で顔が見える人数が圧倒的に多い(※)からだ。
この日、最終的には10名近くの参加があり、のっけからPC参加で良かったかもしれない。

※端末のOSや端末ごとに通話画面に一度に表示できる人数上限
出典：appllio https://appllio.com/line-group-video-call

iOS版LINE：最大4名
Android版LINE：最大6名
PC版LINE：最大16名

やきうファンはやっぱり呑みたいのだろうか。いや、喋りたいんだ。

開始時間の19時。LINEのビデオ通話ルームには参加者がちょいちょい集まり出してきた。この時間ではフルメンバーではなかったが、集まっている面々で画面ごしに乾杯してみた。「これがオンライン飲み会での乾杯か！」とこれまで感じたことがない快感を得られた。

買ってきたアテや、常備する缶ビールを開け、他愛のない会話で話が弾む。
また、その日はNHK BS1で2013年日本シリーズ 楽天vs巨人の再放送特番が流れており、シーズン中さながらの雰囲気で大いに盛り上がった。

ああ、レバカツうまい。お酒もうまいぞ。

試合が中盤に差し掛かったころにはフルメンバーが揃った。
最初は慣れなかった画面越しの乾杯も次第に慣れてきた。

普段の飲み会と変わらない雰囲気で大変嬉しかったので、勢い余って他の友人も誘ってみた。LINE上で飲み会を行っていたので、連絡→招待までのフローはスムーズだったかと。

最終的には10名近くもの皆さんと乾杯することが出来、大いに盛り上がった初めてのオンライン飲み会。試験的にとは言いながらも、概ね成功だったのではないかと思う。

やっぱりみんな喋りたかった、呑みたかったと。
このご時世の中、最近では人間との会話に飢えていたこともあり、日々の生活において潤いを感じた場だった。

またやろうかな。少しでも楽しさを生み出せたような気はする。

球場に賑わいが戻るまで、しばらくは続けようかね。