地味な作業がメインです
こんにちは。#CSE北海道 #エゾジニア の Shoji です。
こちらは、「corp-engr 情シスSlack(コーポレートエンジニア x 情シス)#1 」アドベントカレンダー22日目の記事です。
https://adventar.org/calendars/6178
1年間の成果?
今年1年、何か情シスっぽい事をやったかなと、考えていたのですが
目立って何かを行ったという事も無く、大きなトラブルも無く平和な
一年間を過ごしていました。
どちらかというと、経理関係等の兼務の仕事のほうがメインでした。
という事で、非常に地味なお話です。
私の働いているのは、小規模企業なので、それほど異動というものが頻繁にあるわけではなく、どちらかというと退職に伴う新入社員補充&既存社員の部署異動というのが、割と多いです。
私の部署にも営業部から移動してきた人が1名やってきました。
情シス・・ではなく、経理部としての異動です。
異動してきた人
営業部では経験を積み、受発注等を日々こなしていた方です。
経理的な新しい仕事を、覚えてもらわなければならないので、パソコン使いながら、操作説明をしていたのですが、気になったのが、パソコンの操作に違和感。
しばらく観察していると、社内の販売管理システムを使っている時は、ショートカットキーを使用して、ほぼマウスを使わずにサクサク作業を進めているのですが、Windowsの操作、特にエクセルになるとマウス依存度が急激にアップしました。
確かに、パソコンの操作は入社時に改めて教えるという事はしていません。
販売管理システムに関しては、内容も含めて操作指導を行います。
その時に、代々受け継がれたショートカット等の早く操作する方法が伝授されます。
しかし、エクセル等の一般ソフトは特に指導されるでもなく、みんなほぼ我流です。
数年ぶりの自部署の新しい社員で、すっかり忘れていたのですが確かに今居る人には、結構しつこくショートカットは使うように教えていた記憶があります。
ショートカットキーを使用すると確実に処理速度は上がる。
というのは、パソコン使う人にとっては当たり前なのかもしれませんが、
結構、知らない人は多いです。
私の勝手なイメージですが、操作している画面を後ろから見ていて
操作を目で追えない人 = ショートカットキーメインで操作している。
操作を目で追える人 = マウスメインで操作している。
そんな、イメージです。
とりあえず、新しく異動してきた社員さんにも、マウスなんか無くても大体操作できるんだよ。っと少しずつ、しつこく言っていきました。
最初は、残業ばかりしていたのですが、三ヶ月ほどで、残業が無くなりました。
もちろん、仕事に慣れてきたというのもあるのかもしれないですが、後ろから覗いても、パソコン操作が目で追えないのを見ると、確実に成果は出ていると思います。
え、他の部署ってそうなの?と思い、あらためて、他のフロアの人の様子を後ろからジロジロ見て回ってみました。(暇なの?って声かけられる事多数)
後ろから見てると、操作が目で追える人と、追えない人の差が激しい。
特に、差がわかりやすく現れるのが、エクセル。
ホイールから火が出るんじゃないかってぐらい、クルクルクルクル・・
っと、数百行スクロール。
今更、パソコンの操作を教えても、新入社員じゃあるまいし、忙しいしと、すぐには聞いてくれません。
みんな、その方法で数年、十数年とやってきたのです。
新しい方法に変えるって大変よ
とりあえず、仕事上で絡みのある作業で、エクセルを使用する場合や、
何もしてないのに、エクセルがオカシイ、等の問い合わせがあったタイミングで、席まで行って隣に座り、CtrlとC押してくださいー、とか、ここでCtrlとF押しましょう。とか、地味に地味に、ショートカットを挟みつつトラブル対応していきました。
少々お節介なのかもしれない、嫌がられるかもしれない。後ろから覗き見するなんて・・・って気にもなるだろうけど、ちょっとだけ、そういうお節介をする事から、社内のITリテラシーって上がるのかも。
もちろん、勉強会や個人の努力も重要だし目に見えて成果も出る。
(そもそも、勉強会という概念の無い社風ですし)
でも、日々のちょっとしたお節介も、少しは役に立つと思うし、トラブルやヘルプデスク的な作業の軽減になってるのでは?って感じた1年でした。
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