見出し画像

【認知機能障害】介護福祉士過去問解説  第36回-問題45 〜認知症の理解〜 

こんにちは、しょうです。

今回の内容は、「認知機能障害」です。

noteの投稿だけでなく、youtubeでも投稿しているので、ぜひチェックしてみてください!

サクッとキーワードを学びたい→note
詳しく学びたい、オーディオブック感覚で学びたい→youtube

どちらもスキマ時間や通勤時間などに勉強できる内容となってます。

みなさんの勉強スタイルに合わせて活用していただければ幸いです。

↓前回の記事はこちらから!↓


問題

問題 45 認知機能障害による生活への影響に関する記述として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 遂行機能障害により,自宅がわからない。
2 記憶障害により,出された食事を食べない。
3 相貌失認により,目の前の家族がわからない。
4 視空間認知障害により,今日の日付がわからない。
5 病識低下により,うつ状態になりやすい。

正解

⭕️ 3 相貌失認により,目の前の家族がわからない。

解説

認知機能障害とは?
脳の機能が低下することによって、記憶、思考、理解、判断、言語能力などの認知機能に障害が見られる状態

例)記憶障害や失行、失認、実行機能障害、判断の障害、失語・・・・・・

中核症状とよばれる症状


相貌失認とは?
顔を見てもそれが誰の顔かを認識できない状態


目の前の家族の顔を見ても、その人が家族であるかどうか、特定することができない

他の解説

× 1 遂行機能障害により,自宅がわからない。
遂行機能障害とは?
予定を立てることが難しくなったり、物事の順序を覚えることが困難になったりする状態

自宅がわからない

見当識障害(場所の見当識障害)

× 2 記憶障害により,出された食事を食べない。
記憶障害とは?
過去の体験や出来事を忘れたり、新しいことを覚えられなくなる状態

出された食事を食べない

失認

× 4 視空間認知障害により,今日の日付がわからない。
視空間認知障害とは?
視覚情報を適切に処理し、物体や空間の位置関係を理解する能力に障害が生じる状態

半側空間無視はこの1種

今日の日付がわからない

見当識障害(時間の見当識障害)

× 5 病識低下により,うつ状態になりやすい。
病識低下とは?
精神疾患や脳の損傷などによって、自分の病気や状態を適切に理解できない状態

自分の病気や状態に対する負の影響を感じないために、それによるストレスや不安状態などを感じにくくなる可能性がある

うつ状態に至るリスクが低い


おわりに

今回は以上になります。

皆さんの勉強の一助になれば幸いです。

次回もお楽しみに!

いいなと思ったら応援しよう!